もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs徳島ヴォルティス

風邪気味なのに加えて足の指まで怪我してしまった。大して痛くはないのだが靴下に血が付くのが嫌なので、なるべく歩かずに済むようバスは一本見送り、次のに座って行く。今季は三ツ沢グランド直行バスもあって本数が多いから助かる。
スタジアムに着くとものすごい風。日よけに帽子を持ってきたのだが怖くてかぶれないくらい。試合にも大いに影響しそうで、試合前のウォーミングアップではGKがさっそく風上からのミドルシュートに備えた練習をしていた。
今日は試合前に応援の歌詞カードを配っている方がいて、B席でもけっこう端のほうに座っていたのだけれど手渡しで頂いた。その方は配りながら相手に一言二言話しかけていて、自分も軽い世間話をしたのだけれど、こういうことには頭が下がるばかりだ。これが一見さんには影響大だったのか、選手がピッチに登場するときの手拍子はいつもよりやっている人が多かったような気がする。みんな立ってたし。
一方の徳島サポーターは、さすがに遠いので数は少なかったが、せっかくのGWを家族サービスではなくサッカーに投じてしまった方々だと思うと、こちらも頭が下がる思いだ。
お習字会の表彰が終わると、スタメン発表。

   カズ    城
吉武  山口  鄭   内田
中島 早川 トゥイード 智吉
      菅野

ようやくトゥイードが戻ってきた! 出場停止のルイスに替わってSHに入るのは北村を予想していたのだが、そんな訳で鄭容臺がひとつ上がって中盤に。内田が右SHに。そういえば高木監督は就任直後に、内田の攻撃力を買ってSHで使っていたのだった。
横浜が風上を選択してキックオフ。
試合が始まると、もうほとんどの時間を横浜が支配する。横浜はいつものように後ろからでも早く縦に入れていくのだが、何しろ風が強くて浮き球のコントロールが難しく、徳島としては落ち着いてボールを持つところが無い。カウンター狙いのロングボールもトゥイードがことごとく跳ね返す。
徳島は昨季の最初に対戦したときの印象が強く、攻撃時には後ろからどんどん走り込んでくるのが怖かったのだが、今日はそんな様子はちっともない。徳島は前の試合から中2日で、一方の横浜は中6日。コンディションの差は歴然としていて、さらにチーム状態も真逆なのだから無理もない。
セオリーどおりのミドルシュートもたくさん打ち、城のGKとの1対1や、カズのドリブルからDFをかわしての決定機などチャンスは盛りだくさんだったのだが、結局決められずに0-0で前半は終了する。後半は風下で、チャンスに得点できなかったのは痛いと感じていたのだが。
後半が始まると、最初はさすがに戸惑いが見られてボール扱いもおぼつかないのだが、少しすると何のことはなく横浜ペースに。少ないタッチでのダイレクトプレーが続いたり、ペナルティエリア付近でのドリブルがあったり、これまたいつ点が入ってもおかしくない雰囲気になる。
徳島ははっきりカウンター狙いなのだが、ジョルジーニョの個人技頼り。横浜のDFはよくマークしているので怖くない。
30分、吉武に替わって入っていた北村が裏へ飛び出し、ペナルティエリア内で倒されてPK獲得。これをカズが決めて横浜が先制する。ようやく取れた。

残り時間は、カズも少し下がり目で城を一人残した守備をより重視した戦いになり、危なげなく逃げ切って横浜らしい1-0で勝利した。

  • 風邪でビール飲んじゃいけないのを改めて確認した。記憶がばらばらで書きようがない。
  • 今年の横浜らしい勝ち方だったけれど、内容からすればもうちょっと楽に勝てた試合なんじゃないかという気もしている。
  • データによれば横浜のシュートは21本。もっと取れたし、もっと取らないといけない。
  • ルイスがいない中でどういう攻撃が出来るか、というのは誰もが興味のあったところだけど、今日の徳島の出来では何とも言いようがない。
  • トゥイードの存在感は守備ではもちろんだが、味方のセットプレーでより強く感じた。
  • 鄭容臺のMFも何の問題もなし。高いところでも激しく行く守備が良い。
  • 歌詞カードにあった「五番街song」のメロディーが思い浮かばない。
  • 良い天気なのに、微妙にブレた写真が多かった。ある時間は本当に風が強かったからそのせい、かな。

次はうちとヴェルディだけ水曜日の試合。味の素スタジアムにて19:00キックオフだが、休み取れないかな。