もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

買い換え iPhone SE(第2世代) → iPhone SE(第3世代)

キーボードが打てないのが致命的

iPhone SE(第2世代)のタッチパネルが壊れた。画面中央から少し左寄りの辺りが、縦に上端から下端まで反応しない。恐らく落とした時に壊れたのだと思う。

見る用途だけなら何とか耐えられたが、キーボードを打てないのが致命的だった。反応しない部位に当たるキーがどうやっても入力出来ない。

  • 英字の「t」「g」「v」。
  • かな入力の左列から右フリック「え」「て」「め」と、中央列から左フリック「き」「に」「」」「を」。

また、電源オフが出来ない(再起動等を試みて気付いた)。電源ボタン長押し後に画面上の「スライドで電源オフ」を左から右へスライドしなければいけないが、パネルに反応しない箇所があるためそこでスライドが途切れてしまう(同じスライド操作でも、例えばホーム画面のページめくり等では惰性が効くので何とかいけるのだが、電源オフではシビアに判定するようだ)。再起動はパネル操作無しで出来るため問題ないが…いや、劇場や映画館で「電源をお切りください」と言われたら対応できないなと。

SE2は購入してから3年弱。特段不満もなく、もう少し粘って使い続けようと考えていたのだが、仕方ないので買い換える事にした。急な出費なので価格を抑えたい気持ちと、買い替え後機種は長い期間使うというより「暫定で」の気持ちもあったので、初めて中古品にしてみようかと。

リファービッシュ製品?

Appleのサイトで標準価格を調べ、その後いくつかの中古品を調べてみた。「とにかく安い物を」という考えではないが、安いに越した事はない。少し前に記事(iPhoneを安価に購入できる「リファービッシュ製品」という選択肢 中古とは何が違うのか? Back Marketに聞く - ITmedia Mobile)を目にして覚えていた「Back Market」が良さそうだったので、ユーザーの購入体験をネット検索。たまたま良い評価の記事を目にして、そこまで調べずに思い切って決めてしまった。

昼頃に注文し、最初のメールでは数日かかるとあったが、翌日昼頃には製品到着。購入したのは他の色より千円程安価だった赤。本体と、純正ではないLightningケーブル(USB Type-A)が付属していた。SIM蓋開閉のピンは旧機種の物を使用。

まず届いた本体をよく観察。製品グレードがA、B、CとあるうちのCを買ったのだが、サイトの説明には「見た目: 経年劣化があります」とあったので少し心配していたのだ。

商品のグレードとはなんですか? – ヘルプセンター

タッチパネルに傷は見当たらない。ボディの縁の辺りをよく見ると傷がある。個人的な感覚では、購入して剥き身のまま3ヶ月程使用したくらいのイメージだろうか。自分の場合はどちらにせよケースを着けてしまうので気にする必要もないのだが、そうでなくても気にならない程度という感想。

さっそくデータを移行する。旧機種が手元で動いているので、一番簡単なクイックスタートを使う。終わったら新機種でアプリがインストールされるのを待つのだが、なぜかLINEだけが途中で止まったまま進まないので、手動で削除し再インストール。LINEやAuthenticator等、そのままでは使えないアプリの移行を個別に行う。「はまPay」はユーザーIDが不明(アプリ上でも確認できない)で、わざわざ電話で確認しないといけないらしいので削除してしまった。

ストレージはどちらも同じ64GBモデル。使用済みは旧が30.8GBだったのだが、新ではほど同じ環境で19.8GB。3分の2まで縮小した。Lightroomは 1.04GB → 342MB と大幅減。Xも 616MB → 314.1MB と半分に。一方LINEは 326.9MB → 419MB と増えている。この辺りの差はよく分からないが、アプリ再インストールはキャッシュ削減に有効そうだ。

バッテリーは、旧機種では夏の暑さもあってか80%までしか充電出来ない日が多かったが、新機種はそんなこともなく、バッテリー最大容量の表示も100%。中古品で一番の心配はバッテリーの劣化だが、そこは心配なさそう。

SIMは、主回線であるIIJmioは差し直すだけ、副回線であるpovoはeSIMの再設定もさして難しくなかった。

表に保護シートを貼り、SE2で使っていたケースを装着。ボディはケースに隠れてしまうので色はどうでも良いと考えていたのだが。マナーモードスイッチのオン/オフで見えるオレンジ色が赤いボディと紛らわしくなってしまった。そこだけ失敗。

しばらく使用してみて何かあれば追記します。

追記(2023.10.19)

シャッター音が小さい事に気付いた。あまりカメラアプリを使わないので気付くまでにだいぶかかった。

外で撮影するときは周囲の音でかき消されてしまうから元々気付き難かったのだと思う。たまたま静かな所でシャッターを押したときに「ん? 小さくないか?」と。シャッター音が消せないのは日本版だけ(※日本版だけでなく韓国版もとのこと)というのを思い出して、もしかしたらとモデル番号を調べてみたら、どうやら北米版だったらしい。

国内版との違いは周波数対応とシャッター音くらいで、自分では使っていないが最近の物は海外版でもFelica対応しているらしく、細かな違いはあったとしても(技適マークについては懸念があるものの)取りあえず普段使いに影響は無さそう。

販売ページにはそれらしい記載があった記憶は無く、改めて見に行ってみたがやはり無い。そこはどうなのだろうとは思った。