もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

J1リーグ再開後の展望

「さいかい」で変換したら「最下位」が出て来ていきなり心が折れそうになったが、気を取り直して。

オリンピックが終わってすぐの8月9日には、中断明けのJ1リーグ初戦、横浜FC-名古屋グランパス戦がホームで行われる。神奈川県の新型コロナウイルス感染状況は過去最悪で、自分自身は未だに一度目のワクチン接種も済ませておらず(接種券は届いているが接種予約を受け付けていない)、現地観戦は見送ることにした。今季のホームゲーム皆勤賞はこれでストップ。

中断期間でかなりの選手移籍があった。現状最下位で、J1残留を目指すのであればかなりドラスティックな変革が必要なのは明らかなので、これは致し方ない。合わせてクラブは増資を行っており、残留を諦めていないという姿勢は見える。

株式会社横浜フリエスポーツクラブ 第三者割当増資の実施について | 横浜FCオフィシャルウェブサイト

夏のウインドーでの移籍は、

加入
GK スベンド・ブローダーセン
DF ガブリエウ・コスタ・フランサ
MF アルトゥール・シルバ
FW フェリペ・ヴィゼウ、サウロ・ミネイロ
退団
GK 南雄太
DF カルフィン・ヨン・ア・ピン田代真一
MF 杉本竜士、古宿理久
FW 伊藤翔

加入はドイツ年代別代表のGKと、ブラジリアン4人。国籍を揃えたのは、マギーニョとクレーベ、通訳らとのコミュニケーションも重視してのものか。

アタッカーの補強を重視したのは、既存FWへの物足りなさを伺わせる。渡邉千真伊藤翔、ジャーメイン良、小川慶治朗の四人でリーグ戦3得点しか出来ていない現状。得点チームトップのクレーベですら3得点。勿論選手個人だけの問題でないのは重々承知だが、試合を観ていてもプレーの中でシュートを第一の選択肢と出来ていないのが分かり、かつてのイバのようにエゴイストでも積極的にゴールを狙う姿勢をクラブは欲しているのではないか。ブラジル人ストライカーのイメージどおりであればそれが埋まる。

外国籍選手は登録数無制限、出場5人まで(J1)だったと思うが、どういう人選、使い方になるかは楽しみ。…韓浩康はどうなるんだっけ?

A契約25人の制約がある中で、(期限付き移籍含め)退団した選手はこれまで出番が多くなかった選手であり、出場機会を求めてという意味合いでは理解出来る。だが、キャプテンの南と副キャプテンの田代、プレーに気持ちが見える杉本と伊藤を同時に出してしまうのは、チーム内の空気が必ずしも良い方へ行かないことも危惧される。

コロナの影響で非公開練習が続き、チーム内の負傷者情報が出て来ないので憶測の域を出たり入ったりしている程度の情報ではあるが、移籍とは別に、怪我で戦列を離れていた齋藤功佑や安永玲央らが戻って来そうなのは嬉しい。同時に、3日にはトップチーム選手3名の新型コロナウイルス感染症陽性判定のお知らせが出され、チーム編成が思いどおりに行かない現実はなお厳しい。

中断前あたりでは、早川監督の戦術、特に守備戦術の理解がチーム内でようやく形になりつつあったので、新加入選手がどれだけ違和感なく溶け込めるか。溶け込みつつ個人の能力を発揮出来るか。変化が大きければ大きいほど博打でもあるが、恐れずそれをやらないといけない位置だということ。期待したい。