もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vsベガルタ仙台

雨なら生観戦は自重しようかと思っていた天気も、幸い午後からは曇りということなので思い切って出掛ける。三ツ沢に到着したのは13時少し前。仙台サポーターはいつもはバックスタンドに陣取っていたと思うが、席割りが変わってはじめての今回はゴール裏をいっぱいにしている。
好調なチームの余裕もあるのか、試合前にはお互いのサポーターが和やかに掛け合いで盛り上がる。ロペスの応援歌を楽しむ横浜サポ。珍しい光景。雰囲気は悪くない。
スタメン発表。

   カズ    城
ルイス 山口  吉野 内田
中島  早川  鄭  智吉
      菅野

トゥイードはやはりメンバーにおらず。ボランチには吉野が戻ってきた。金澤が久しぶりのベンチ入り。仙台は前回の対戦では居なかった梁勇基がスタメンに。
試合が始まると、お互いによくバランスの取れた布陣で攻め合い、守り合う、とても面白い試合。横浜はルイスがリズムを変える動きでアクセントになり、仙台はロペスがポジションを変えながら起点になる。
横浜の安定した守備は、仙台のブラジル人トリオの技術の高さに対してもよく対応していたが、さすがにこれまでの試合よりは多くのチャンスを作られていた。ただ、時間が経つにつれて中央へ中央へと集まる仙台の攻め方は、ゴール正面で人数をかけて守れる横浜にはありがたかった。何度かあった左サイド深くからのクロスの方が、よほど怖かった。
一進一退のまま後半になると、53分に千葉がラフプレーで退場し、横浜は数的有利を得る。ところがこれが逆に仙台の攻撃をシンプルにさせて、とても一人多いとは思えない展開になってしまった。
時間が過ぎるにつれて横浜の疲れも見えてきた。前から追えなくなる。山口に替えて吉武を入れ、吉野と内田のボランチとしたが、これは中盤での落ち着きどころをなくしてしまったようだった。山口不在時のこのポジションについては、今後も含めて大いに心配なところ。
カズに替えて北村は、プランどおりの交代。北村は持ち味である裏への飛び出しでチャンスメイク。
最後はお互いにカウンターの打ち合い。仙台はロペスの、横浜はルイスのドリブルで会場を大いに湧かせるが、89分にはルイスが今日2枚目の警告で退場。
結果はスコアレスドロー。スコアだけ見れば守備力の高い同士の典型的な結果だが、その実はお互いに攻め合ったが決めきれずの、興奮する試合だったと思う。

  • 特別な対策をしたわけでなく、これまでどおりの守り方で仙台相手に無失点は素晴らしい。
  • 攻撃の形は良かったが、もう少し思い切ってシュートでも良かったような気がする。クロスの精度の問題?
  • 吉野は久しぶりの出場だったが、チームのリズムにはすんなりとけ込んでいたよう。
  • 試合前から注目していた中島と菅井のマッチアップ。今日の中島は攻撃参加する機会がえらく多かった。
  • 出番が無かった金澤は、出すならSBだったのかSHだったのかちょっと気になる。
  • 試合後、仙台サポーターから主審に大ブーイングだったが、今日の主審は横浜からみても不満なジャッジが多く、そういう意味では公平だったと思う。
  • 試合後、キャプテンマークを地面に叩き付けて悔しがっていた城。その意気や良し。
  • 入場者数5,878人は、このカードにはちと寂しい。
  • 横浜は次節水曜日には試合なし。ゆっくり英気を養いましょう。
  • その次は調子上向きの鳥栖が相手。今日も首位柏と引き分けているみたい。ルイスの出場停止は痛い。

横浜はヴェルディ、仙台との連戦をなんとか勝ち点4で凌いで、2位をキープ。