得点して欲しい気持ちを込めてというわけではないけれど、懐かしい「超攻撃式2-4-4」Tシャツを着てでかける。前に着ていったときは確か2点は取ったんだけど、さて。
今日は神奈川ダービーということでいろいろとイベントがあって、スタジアムの雰囲気も割と華やいだ感じ。恒例のみうら元気屋は今回で4回目だそうだ。試合前にはピッチ上で両チームのサポーターがドリブル競争したり。観客数もいつもよりちょっと多くて5,147人。ビールを買った売り子が前回と同じ娘だったのだが、やはり前回よりも忙しかったらしい。
今日のちょっとした驚きはマッチデープログラム。これまでのはかなりシンプルな作りだったのだが、今日配られたのはぐっと派手になり、ページ数はいっしょながら内容も濃くなったような気がするものに。そして裏面には、くろまるさんのネコの4コマ漫画が復活。断然こっちの方がいいです。
スタメン発表。
アレモン カズ ルイス 山口 吉野 内田 小林 早川 鄭 智吉 菅野
アレモンがスタメンで城がベンチスタート。今日から選手登録の崔成勇はコンディションの問題か、はたまた連携の問題か、ベンチ入りメンバーからも外れていた。まあ次に期待。
試合開始。湘南はかなり守備に力を入れたチーム作りをしている様子で、どちらかといえば攻撃的だったチームがかなり落ち着いた戦いをする印象がした。注目していた左SBの尾亦はあまり上がらず、右MFの加藤望を起点としたサイドから攻め上がることが多かった。当然横浜は同サイドのルイスが対応するはずなのだけど、あまり気にしたふうでもなく真ん中あたりでプレーするものだからボランチがカバーに追われていた。それでも大きく破綻しているふうには見せないのが横浜らしいところか。一見すると押されているようでもあり、攻めさせているようでもある。それほど危険は感じないが、攻撃ももう一つ決め手に欠く。
39分、相手の不用意なパスをインターセプトした小林が、そのまま左サイドを駆け上がる。グラウンダーのクロスはカズを経由してアレモンへ。これを確実に決めて横浜が先制。はじめてのスピードに乗った攻撃が実った。いい雰囲気で前半は終了。
後半はリードした勢いそのままに横浜ペース。前半に比べるとより攻撃的に、パスもつながりゴール近くでプレーする機会も増える。24分にアレモン→城、吉野→滝澤と交代したあたりでは得点の香りも大いにしたのだが、結果としてはここで追加点を奪えなかったのが響いた。ロスタイム、右CKから北島にヘディングで決められて、ああ1-1のドロー。
あいさつにきた選手たちはさすがに悔しそう。サポーターはブーイングではなく、ヨコハマコールで鼓舞する。
その他雑感。
- 前半の得点直後、相手CKのピンチに戻って守備するアレモン。クリアするたびに気合いの入った素振りで観客を沸かせる。
- 早川と鄭のCBは非常に良い出来。まったく危なげが無い。
- 山口のキープと配球にうなる観客多し。前半から飛ばしてて大丈夫かとの声もあったが、コンディションが良いのか試合を通して安定。
- 珍しく途中出場で飛ばしまくる城。プレーの質は高く、惜しいシュートもあったが。
- ハーフタイムはきっちり休み時間に当てるメリハリの横浜サポと、構わず旗を振って応援し続けるひたむきな湘南サポの対比が目にとまった。やっぱり土地柄とかあるのかね。
次からは水曜に愛媛、土曜に徳島と続く四国でのアウェー連戦。順位的には勝ち点を稼ぎたいところだし、特に愛媛には絶対にやり返したいところだが、行けるわけもなくおとなしく家でスカパー観戦の予定。