もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

久しぶりに意気を見せた試合、だが引き分け

箱の小さな西が丘での東京ヴェルディ1969戦は当日券なしの盛況ぶり。予め前売りチケットも買い、赤羽からの道順も調べて準備万態だったのに、腹痛がひどくて行くのを断念。ゴール裏席が立ち見と知って怯んだのもある。つまりスカパーで大人しく観戦。
試合はといえば、リードされ追いついての引き分け。盛り返した後半は、久しぶりに良いゲームを見た気持ちだ。
スタメンは、2トップはアレモンとカズ。ルイスが怪我だそうで左SHは滝澤。DFラインは面子こそ前節と同じものの、左右がそっくり入れ替わった。城が出場停止なのでキャプテンマークは山口素弘

  カズ   アレモン
滝澤  山口  内田 吉武
智吉  小村  鄭   崔
      菅野

ヴェルディは廣山がFWをやってる。どういうんだ。
試合開始直後はヴェルディペース。低い位置からでもクロスをぼんぼん放り込んできて、まず前へ前へという攻撃の姿勢が見てとれる。横浜は相手への詰めが甘くてパスの出し手を自由にさせることが多い。抜かれるのが嫌なのかやたらと距離を取って待ってしまう。網は張っているが目が粗く、相手が嫌がっているふうではない。菅野が再三の好セーブで何とか防いでいる。
それでも時折、個人技からチャンスが訪れる。滝澤のドリブルシュート、アレモンのGKとの1対1はともにクロスバー
前半も終わり近く、CKからゼ・ルイスに決められ失点。その前にもヘディングで競り負けていた相手に鮮やかに決められたのは問題。失点時のマーカーは山口だったが、どうだったんだろう。嫌なリードを許して前半終了。
スカパーではハーフタイムに前節ハイライトを放送する。話だけは聞いていた水原のありえないミスを見て、のけぞる。活躍を期待している選手だが、あれでは今日の控えもやむなし。
後半頭から、危なっかしいプレーが目立った吉武に替えてルイスが登場。そのルイスが、マークがきついながらファールをもらったりしてうまくリズムをつくる。自身でもらったFKを蹴ると、アレモンがニアで合わせてゴール。同点に。
追いつかれたヴェルディは前半とは打って変わって臆病なサッカー。横浜は更に流れを引き寄せようと16分にはカズに替えて富永。多めに時間をもらった富永は攻撃に貢献。高さはもちろん、ルイスとのワンツースリーからアレモンへスルーパスを出す(惜しくもオフサイド)など、好調ぶりを発揮する。31分には滝澤に替えて吉野。
後半は横浜がペースを奪い返して優位に試合を進めたが、惜しいチャンスを相手GKの攻守もあって決めきれず、そのままドローに終わった。
前半はこれまでの数試合を引きずるような緩さだったが、後半は高木監督のコメントにもあったようにプレッシャーが強まり、久しぶりに相手を押し込み続けたのは良かった。戦う姿勢も見えたし、次節に向けて良い感触を掴んだのではないか。引き分けの結果には不満だが、良い試合だったと思う。
その他、雑感。ちと多め。

  • アレモンは今日も結果を出した。得点シーン以外にも、崔成勇のクロスにボレーなど決定機は多かった。カードを貰わなかったのもマル。
  • カードがだいぶたまってきた中で、今日はチームとしてもカードなし。これもまた良し。
  • 前半の苦しいとき、速い攻撃を意識していた内田のプレーは良かった。常に期待が結果を上回ってしまう選手だが、何かのきっかけでもう一つ上にいけそうな雰囲気があるだけにやっぱり期待してしまうな。
  • 滝澤は、前半から再三攻撃にからみ、ひとりでシュートを打っていた。決まらなかったゴールは次節に、是非。
  • 吉武は時折見せる縦の突破は良いのだが、低い位置での不用意なプレーには注意。
  • 富永はスタメンで見たい気もするが、ジョーカーとして強烈すぎるから今のままでもいいか。
  • ヴェルディのゴール裏中央は、惜しいシュートとかあっても構わず歌っているばかり。試合見てないわけじゃないだろうから、そういうスタイルだろう。ちょっと珍しい。
  • スカパーではあるのだけれど製作は日テレだった今日の放送。はっきり言ってだめ。「黄金期のヴェルディ」「強かった頃のヴェルディ」って、ヴェルディサポでも聞いてて嫌だったんじゃないか。
  • 実況アナも猛省すべし。「ボランチ吉武」は不勉強の証。「ヴェルディコンサドーレ」とか言い出したのは全く意味不明。「キーパーチャージ」はそろそろやめなさい。

柏が負け、神戸が引き分け、仙台と鳥栖が勝った。順位は変わらず。