もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

休養充分で、充実の内容

忙しいはずなのだが、そこはきっちり6時半頃に三ツ沢に到着する。スーツ姿にタオルマフラーを首にかけての観戦。最初は寂しかったスタンドも徐々に埋まり、特にバックスタンドは横から見てもなかなかの入りで5千人超。しかし週末よりミドルウィークの方が入りがいいというのも複雑ではある。
9月30日山形戦以来と間の空いたリーグ戦は、心配していた試合勘の部分でもまったく問題なく、コンサドーレ札幌を3-0で一蹴した。
スタメンは、

   カズ  アレモン
ルイス  鄭  山口  内田
中島  早川  小村  智吉
      菅野

ベンチには崔成勇、滝澤、城という顔ぶれ。選手層がいつのまにかこんなに厚くなってる。
休養充分でコンディションのいい横浜は、試合を通じて危なげない守備をみせてくれた。象徴的なのはフッキに何も仕事をさせなかったこと(特に前半)。特に出し手のところで自由にさせなかったのが良かった。アウグストの穴も、一度やられてからはヨンデがしっかりとカバー。前半はちょうど中島の背中を見る位置での観戦だったので、そのあたりを試合中に対応していく様がよくみえた。
得点は29分、カズのCKに小村がお待たせヘッド。それまでCKはニアで跳ね返され続けていたのだが、はじめてファーに蹴ったのが見事にゴールにつながった。このへんも駆け引きか。
続いて34分、右から智吉のクロスにアレモンがヘッドで合わせて追加点。アレモンはスピードを活かしてチャレンジする姿勢が気持ちよく、これ以外にもビッグチャンスをつくりだしていた。2点リードしてからは横浜のポゼッションの巧みさが出て、山口を中心としたボール回しで相手をいなす時間も多かった。前半は確実に無失点で終了。
後半になって札幌は、スピードを上げたパス回しでサイドチェンジも意識した戦い方だったが、それにも落ち着いて対応。10分、智吉のオーバーラップがファールを誘い、PAすぐ横からのFK。ルイスが柔らかく蹴ると、中央で早川がヘッドで押し込んで3点目。勝利を決定付ける。
その後はもう楽しいばっかりの時間。特にカズのプレーにはスタンドも大いに湧いた。シュートチャンスも角度がなくアレモンへラストパス。悪くはないプレーなのだが、まわりはみなシュートを期待する声でいっぱいだった。無理でもいいからシュート打つところを見せてくれ、という。
その後は、リスクをかけて点を取りにくる札幌がようやくフッキのシュートなどで反撃も、横浜が集中を切らさず、挙げ句コーナー付近で時間稼ぎする徹底ぶりで無失点勝利。今季でも一、二を争う充実の試合ぶりで、90分のほとんどを楽しく観戦できた。忙しいなか無理して行った甲斐があったよ。