もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vsサガン鳥栖

スカパー観戦。第三者的に評すれば「つまらない試合」の一言。なかったことにしたい試合。
ミドルウィークでの試合がなく日程的には恵まれていた横浜。28度というこの時期にしてはかなり暑い気候で、放っておいても相手は後半にバテてくるのが分かっていたのに、愚かな行為で数的不利になってしまった。結果は0-0で引き分け。
試合は前半から鳥栖のペース。横浜はボールを持たされ、鳥栖は奪ったらカウンターの意識が満ち満ちていたが、横浜の守備網はそんな鳥栖の攻撃を落ち着いた対応でいなしていた。お互いにチャンスらしいチャンスもないまま前半は終了。あまりに後手を踏んでいたから、後半はもう少し持ち直すかと期待していたのだが。
後半2分、城が愚かな行為で退場。ただでさえアウグスト不在で形にならない攻撃の、核となる選手が自ら去ってしまった。これで横浜のゲームプランは崩れ、スコアレスドローで勝ち点1を狙いつつあわよくばカウンターで、という状況に追い込まれる。
案の定、数的有利になって攻撃的になる鳥栖。持たされていた時よりはいくらか付け込む隙もありそうだったが、惜しむらくは横浜にはアウグスト以外に一人でフィニッシュまでいけるFWがいないということ。結局ほとんどの時間を守備に費やすことになった。
鳥栖は、後半途中から入ったFW新居の裏へのスピードがさすがだが、逆に言えばそれだけで、パスミスも多くシュートも枠に飛ばず、正直言って点を取られる心配はほとんどしなかった。こんな調子のときにこの相手というのも、実は運が良かったのかもしれない。
そういったわけで、えんえんとボールを回すだけの90分が終わり、勝ち点1を得た。

  • 無失点の守備は相変わらず危な気なし。早川の読みの良さが目立った。
  • GK菅野の出番はあまりなかった。
  • 吉野と内田のボランチは、アグレッシブさは買うがもうひとつ安定しないね。ボールが落ち着かない。
  • 富永は久しぶりに長い時間出たが、彼の良さが出せる試合ではなかった。
  • 鍋島主審は流すべきところで止めまくり。暑さでぼーっとしていたのか。

昨日TVで見ていた試合では、柏が愛媛に対して同じように劣勢ながら、最後に得点して1-0で勝利していた。そういう抜け目無さが横浜にもあったのだが、流石に第2クールに入ってその勢いも減速気味と感じる。相手もよく対策しているのだろう。
次節は愛媛FCとホームでの試合だ。城はいないが、高いモチベーションで挑めるはず。期待しよう。