英語はわからないくせにApple Keynoteはいつも楽しみにしており、先日も午前2時にはMacにかじりついていた。だが、ストリーミング中継はいつになく不安定で、開始数分で再生できなくなってしまった。最近のAppleの発表は内容にもサプライズが少なく、今回も事前のリークから大差ないのだろうと高を括っていたこともあり、すぐに諦めて眠ってしまった。
翌日は、朝起きてまず情報のチェック。やはり大画面のiPhone 6と、ヘルス関係機能の充実した腕時計・Apple Watchの発表だった。
iPhone 6は、今使っているiPhone 5が買ってちょうど2年になるので、そろそろ買い換えたいと考えていたのだが、6 Plusはもとより6でも今よりサイズが大分大きくなってしまうのが悩み所。
さっそく出回っているレビュー等ではどれも「丸みを帯びたエッジで、それほど気にならない」と横並びの感想だが、丸かろうが四角かろうが大きいのは間違いない。実際に手に取ってみてどう感ずるかだが、自分の気持ちはむしろ5Sがいいのではないかとさえ考えているほどだ。日本人の手にはあまるのではないか。
6の売りを見てみても、NFC搭載は日本国内ではあまり関係ないような気がするし、高速通信対応はヘヴィユーザーには恩恵でも、自分は現状に不満を感じていないので大きなメリットではない。電池の持ちが良いのは助かるが、考えてみれば今のiPhone 5はiPhone 5 バッテリー交換プログラムの対象機種であり、無料で交換してもらえるのだ。つまり機種変更に踏み切るほどの理由がない。いっそ6 Plusにしてしまおうか。
一方、Apple Watchは、デモを見た限りではそこそこ惹かれる。買う人は買うだろうが、あまり多く出回るような製品ではないような気がするので、iPhoneが周囲に見せびらかす優越感を満たせなくなった今、その役目を引き継ぐ存在だろう。
U2のアルバムはさっそくダウンロードした。今のところ、うれしいのはそれだけ。