もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

excite MEC光 接続プラン TYPE-D の無料体験に申し込んでみた

契約しているエキサイトがIPoEの新サービスを始めるというので、無料体験に申し込んでみた。使ってみた第一印象は悪くない。これまでより月額200円(税抜)プラスになるが、それでも他社よりは割安な印象なので、本契約も検討している。

無料体験キャンペーンのお知らせメール

我が家では、インターネット接続プロバイダにエキサイトのBB.exciteを使っている。理由は契約時点で一番安かった(月額500円(税抜))から。NTTフレッツ光とのセットではなく別契約にしているのは、「安かろう悪かろう」を懸念して、いつでも他プロバイダに乗り換えられるようにとの意図だったが、そのままずっと利用している。

9月の終わり頃、そのエキサイトからメールが届いた。件名は「【BB.excite】最大2ヶ月無料体験!話題のIPoE接続方式による新接続サービスのお知らせ」である。

一日中いつでも快適。
夜間が遅いイライラもこれで解決。
高速通信技術「IPv6 IPoE」とBB.excite独自の制御技術で、一日中いつでも快適な、安定した高速通信を可能に。
excite MEC光 接続プラン TYPE-D

これまでのIPv4 PPPoE方式による接続から、次世代のIPv6 IPoE(IP over Ethernet)方式による接続に変更しませんか?という内容だ。IPoEでは、従来のPPPoE接続の混雑ポイントであるPOI(網終端装置)を通らないので、混雑時の悪影響を受けにくいということらしい。

IPv6接続というのも楽しそうだ。ちなみにIPv4でないと接続出来ないサイトへはDS-Lite(Dual-Stack Lite)で対応という。これはルーター側で勝手に対応してくれるので、ユーザーとしては特に気にする必要はないようだ。

抱いていた「遅い原因はドコモ光では」という疑念

光回線の遅さについては、ずっと不満を感じていた。100Mbpsベストエフォートだが、良くても20Mbps、酷い時間帯は1Mbpsにも満たないような直近の状況だった。家の中でiPhoneを使うとき等は、Wi-Fiより公衆回線の方が常に速い。「定額」なので我慢してWi-Fiを使っているというおかしな事態が長く続いているのだった。

かといって、契約当初からではない。

我が家がフレッツ光を引いた時期は、近隣でもかなり早い方だったらしく、光回線を屋内へ引き入れる工事も一苦労だった。ADSLから乗り換えた当時はその速さを実感出来たものだが、いつしか遅くなっていた。速度への慣れから来る感覚とは違った。

時を同じくして「フレッツ光が遅い」という話題が巷で出ていたが、その原因として語られる一つに、2015年に開始した「ドコモ光」セット割引により利用者急増で逼迫したのではというのがあった。確かに、社会人が帰宅後に利用する夜や休日にネットが激重になるので、それはあり得る話だと思った。それがずっと頭の片隅に残っていたのだ。

IPv6 IPoEで「混雑ポイントであるPOIを回避する」という説明は、その懸念に合致した。我が家の環境にちょうど当てはまるのではないかと期待した。

無料体験の申し込み

それまで使用していたルーターはIPoE未対応機種だったので、新しく対応ルーターを購入した。これまでなんとなくアイ・オーの製品で揃えていたので、深く考えずに今回もアイ・オーの、ヨドバシ店頭で一番安価なものを選択。溜まっていたポイントを使用して半額程だった。

WN-AX1167GR2

買い替え前の機種と比較すると、前面(?)にランプがなく至ってシンプル。ケーブル差込口側にランプがあるので、そちらが見える向き(おしりが前)に設置した。設置と言っても机の端に置くだけ。

WAN側ケーブルを挿し、まずこれまでどおりのPPPoE設定をする。はじめネットに繋がらなかったので少々焦ったが、10分ほど放置したら繋がった。ルーターファームウェアを最新のものに更新する。

無料体験を申し込む。フレッツの「お客さまID」と「アクセスキー」を入力せよと表示されたので、慌てて古い資料を探す。「Bフレッツ 開通のご案内」は2003年の日付だった。申し込み後に届いたメールには「利用可能になるまでは1〜24時間」とあり、もう夜も遅かったので、開通するのは翌朝だろうと別のことをしていたら、いつの間にか開通しましたメールが届いていた。

早速IPoEの設定をしてみる。

ルーターの設定画面を開く。IPoEはIDやパスワードは不要なのだね。…が、繋がらない。ううむ。メールは来たが、開通そのものには時間がかかるものなのかな?と、設定を元のPPPoEに戻してその夜は眠ってしまった。

たまたま見つけた設定の正解

翌日、下記のINTERNET Watchの記事を読んだ。

IPoE接続サービスだけを契約できる「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」提供開始、2カ月無料で申し込みから最速1~2時間で開通

なお、接続プラン TYPE-Dでは、VNE(Virtual Netrwork Enabler)事業者であるIIJグループのインターネットマルチフィード株式会社(MFEED)が提供するDS-Lite方式の「transix」を採用している。

IPoE方式によるIPv6/IPv4インターネット接続サービスとしては、このほかに、日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)の提供するMAP-E方式の「v6プラス」、ソフトバンクグループのBBIX株式会社が提供する4rd/SAM方式の「IPv6高速ハイブリッド」などがある。

エキサイトでは、MAP-E方式採用の検討も進めている。ひかり電話の利用や、ポート設定の変更可否などの柔軟度では、MAP-Eの方が上とも評価しているとのこと。今回は、回線の安定度を含めた総合的な評価により、DS-Lite方式での提供となったとのことだ。

transix、見た覚えがある。

ルーターの設定画面では以下のような選択肢があるのだが、

f:id:kmochi:20181009134509p:plain

前夜はちゃんと調べずにルーターの設定を「v6プラス, IPv6オプションなど」にしていたのだった。なぜ?と聞かれても特に理由はない。しいて言えば、それまで雑に調べていた中でその単語をよく見た記憶があったから。それと、寝ぼけていたからだ。昨夜はそれで繋がらなかったのか。

というか、そもそもどう設定すればいいかという肝心の情報が見つからない。エキサイトがレンタルするルーターAterm WG1810HPという機種なのだが、マニュアルによるとこの機種ならケーブル結線だけで設定いらずらしく、それ以外の機種の設定は各自でということらしい。それはそうなのだろうが、もう少し基本的な情報をくれないと素人にはわからない。

ちなみに、最初に届いたメールの「こんな方にオススメ」の中に

「DS-Lite」または「transix」対応のルータを所有している

というフレーズを後から見つけたが、このメールを見た段階では読み飛ばしていたのは言うまでもない。

速度比較

数値で比較

まず断っておくと、我が家のWi-Fi環境はお世辞にも良いとは言えない。間取りが悪く、ルーターから部屋まではWi-Fiが届くギリギリである。普段いる居間までは5GHzでは使用に耐えず、2.4GHzを選んで使用しているくらいだ。それでもRSSIで-70〜75dBm程。ルーターの設置場所を変更すれば良さそうなものだが、事情によりそれは好ましくない。

エキサイトの名誉のために、速度を計ったのはそういう環境である。

IPoE無料体験開始から3日程かけて無作為に計ってみたところ、PPPoEで最も遅いときは下り4.31Mbpsだったが、IPoEの下り最低は13.4Mbps。夜はPPPoEが毎夜7〜8Mbpsになっても、IPoEでは15Mbps前後と概ね倍程度の速度だった。上りはどちらもバラ付きが激しく、比較にならなかった。

体感した部分での快適さ

違いが一番分かったのは、DAZNを開いたときの、ホームが表示されるまでのスピード。ロゴが縦、横に回転し、そのロゴが消え、おすすめ番組が画面下にいくつか表示され、メインにデフォルトおすすめ動画が再生開始される。PPPoEだと最初のロゴが消えるまで7、8回転するが、IPoEだと1、2回転程しかしない。全体で十数秒かかっていたものが、5秒弱になった。

iPhoneTwitterのタイムラインをスクロールするときの「引っ掛かり」が無くなった。ツイート内画像をタップしても延々待たされることが無くなった。Twitterに限らず、ネット接続を伴うアプリの動作がどれも軽くなった。

かなり快適と感じる。これまでが酷かっただけなのかもしれないが、どちらにしても改善はされている。

「体験ガイド」というメール

無料体験3日目に、利用に関する問題、契約に関する問題といった、Q&A集のようなメールが来た。エキサイトはこういう細かいサポートを進んでするイメージが無かったので驚いた。

無料体験期間は2ヶ月間。その間に特に問題が無ければ、本申込してもいいと今のところは思っている。