もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vsサガン鳥栖

スタジアムに着いたのは6時ちょっと前。早い夕食を食べながら試合前の時間をのんびり過ごす。サッポロビールのスポンサー発表から最初のゲームだったので気にして見てみたら、ビールの銘柄はサッポロ黒ラベルだった。売り子さんによると前回まではモルツだったそうだが、気にしたこともなかったな。
試合前、新加入の崔成勇はなかなか流暢に日本語だけであいさつ。キックオフ前にはアルフィーの坂崎から城への花束贈呈。ゲストが来たときは結果がついてこないという印象があって、そういう意味では嫌な予感を抱かずにおれなかった。因果な。
キックオフ。横浜はスタメン、控えとも前節と同じ。
開始15分はかなり慎重な入り方。鳥栖は横浜DFラインの裏を取る意識が強く、縦パスやアーリークロスをばんばん入れてくるが、呼吸が合わずオフサイドを連発。20分過ぎたあたりから横浜も徐々に攻撃の意識を見せるのだが、鳥栖のプレスも早く、前線でのもらう動きも鈍くて相手の前で回すばかり。人数の少ない中盤では常に相手に優位に立たれ、つまらないパスミスから速攻を受けることも多かった。
膠着した試合ではリスクを冒して何かしないと何も起こらない。横浜では智吉のドリブル突破や内田のミドルがあったが、そういうプレーは本当に数える程だった。ノーリスク、ノーリターン。前半は0-0。
ハーフタイム、場内アナウンスで柏と仙台が負けていることが伝えられ、ひとしきり沸く。
後半頭から城に替えてアレモンを入れる。アレモンは城とは違う面白いポストプレーを見せるがコンビは合わず、試合の流れはあまり変わらない。高い位置でプレスをかけるようになり若干ポゼッションは高まったが、相手を脅かすプレーはやはり少ない。見ているとサイドからの崩しが少なく、パスの方向は中央へ中央へと行くように見える。鳥栖もしっかり守っているので、出しどころを探しての横パスが非常に多い。
30分、吉野に替えて北村。35分、カズに替えて滝澤。選手交替で前での運動量を増やす。36分、替わったばかりの滝澤が左サイドを個人技で突破(今日初めてじゃないか?)し、ワンツーで抜け出しシュート。グラウンダーのシュートが決まって横浜が先制。
その後は追加点まで狙うような積極さと菅野の狡猾な振る舞いで、危なげなく逃げ切って勝利した。

  • 膠着状態で何かをやってくれる期待を持って見つめている内田だが、球離れの悪さからボールを奪われるシーンが、このところ目立つ。
  • 遅延行為で警告を受けた菅野。かなり不満だったようで、その後はこれ見よがしに早いリスタートばかりしていた。
  • 吉野を途中交替するのが決まり事みたいになっているが、やはり山口は外せないということだろうか。
  • その山口は吉野から渡されてキャプテンマークを付けた。ちょっとうれしかった。
  • 前節の悔しさを吹き飛ばすような、うれしい勝利。
  • ゴール裏のお立ち台が役に立って良かったね。
  • 滝澤最高。第3クールの初戦に、新戦力の活躍で勝利とは幸先がいい。
  • 帰りにこちらも毎度の、おみやげのチーズケーキバーを購入。
  • 記録によると、横浜のシュートはわずか4本! 対して鳥栖は13本。でも試合中はそれほど「シュート打て!」と思わなかったし、押されまくっているという印象もなかった。酔っぱらってたからか?
  • 夜の試合を撮るのはやっぱり無理か。シャッタースピードを上げたら色がメタメタに。

さらにうれしいことに柏と仙台は敗れたとのこと。前節の敗戦のショックも幾分和らいだ。