サガン鳥栖戦は0-1で敗戦。先制を許し、退場者を出せば、今のチーム状況では辛い。
スカパー観戦。昼過ぎから前節・甲府戦の録画中継を見ていたら、突如映像が乱れ、見ると隙間ケーブルが窓の外の部分で壁からはがれてブラブラしている。慌てて近所の百均へ行き、両面スポンジテープを買ってきた。
試合前の鳥栖・岸野監督コメントは「（横浜は）おそらく退いて守ってくるので」。どうしてもそういうイメージは強いらしい。
スタメン。
アンジー 難波 滝澤 智吉 山田 根占 アツ エリゼウ 八田 洋介 小山
カズはお休みで、右SHには智吉がスタメン。あんまりそういう印象はなかったのだが、鳥栖のFWはガタイがいいな。
中2日、中2日ときての試合だが、開始直後はどちらも元気がいい。ちょっとミスパスが多く、そのせいで切り替わりが早くてせわしない。90分はもたないだろうなあ。鳥栖の選手は一歩めが早く感じる。
ピッチレポーターの女の子が持ってくる情報は、やけに微笑ましい鳥栖の日常の話題ばかり。そういうイメージ戦略？とか訝しむ。
8分、アンジーの低いクロスに難波がボレーシュートも、枠に飛ばず。
19分、ディフェンスライン裏へ抜け出した難波、キーパーとの1対1で倒れたが、シミュレーションでイエロー。リプレーでは確かに触ってなかった…。解説の服部からは「自分で決める強い気持ちを」との痛い言葉。
20分に難波のドリブルシュート、21分に根占のヘディングシュート。鳥栖も24分に高橋義希がミドルシュート、その後も次々と。一度はペースが落ちたようにも感じたが、急に試合に動きが出てくる。32分、智吉がPA内で相手をかわしシュート。
今日の解説は服部浩紀。鳥栖のOBだっけ？*1鳥栖にはOK、横浜のプレーには細かくいちゃもんをつけるのがイラッとする。
36分、FKをヘディングで合わされ失点。流れが相手にある時間ではあったが、セットプレーというのはいただけない。前半は1点ビハインドで終了。
ハーフタイム、滝澤に代えて太田。アツのポジションを1列上げる。
後半は鳥栖ペース。横浜は全体的に運動量が落ちてしまい、攻守の切り替えが利かない。13分、中田洋介に代えて池元。
アンジー、19分、21分と続けて警告を受け退場。どちらも自陣でのディフェンスで荒っぽいプレー。がっくり。前で仕事をしなけりゃならないFWが、そういうプレーをしていたというのがなあ。
22分、智吉に代えて早川。エリゼウを中盤に上げる。
鳥栖の時間の使い方は下手で、一人少ない割にゴール前のプレーが多かったが、シュートにはつながらない。パワープレーも実らず、そのまま試合終了。
鳥栖も本調子ではなかったろうが、横浜もだいぶ疲れていたようだった。特に後半は、リードを許しているのに上がれず、攻撃に厚みがまるでなかった。縦パスをオーバーラップしてきた味方へ預けるプレーは、鳥栖は上手いが、横浜はサポートが足りない。
厳しい日程でもメンバー固定で戦うのを「選手層に難がある」という意味に捉えれば、チームへの戦術浸透度の差が、そのまま勝敗の差になってしまったという感じだろうか。
次節はアンデルソンが出場停止。独りよがりなプレーが目立つアンジーに代わって入るFWは、誰になるにせよ、そのへんにも期待して見てみたい。とにかく点を取らにゃあ。
*1:まったくそんな印象はなかったが、2003年に在籍してたみたい。29試合で2得点。
