もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

U-17アジア選手権、優勝

PKで12人までいった、なんていうニュースを目にしてはいたものの、あまり関心のなかったU-17アジア選手権。日本が決勝に進出して相手が北朝鮮、試合はBSで放送するというので、明日が祭日なのをいいことに深夜の中継を観ることにした。ヘッドフォンで音楽を聴きながらの気楽な観戦のつもりだったが、途中からはかなり本気で見入ってしまった。
日本の選手は線が細くてまだまだ子どもという感じだが、北朝鮮はそのままフル代表にいてもいいようなごつい体躯ばかり。やるサッカーもその体格差が表す通り、日本はスピードとテクニックで上回り、ドリブルと早いパス回しで翻弄する。北朝鮮は堅実なプレーで、固い守備から力強いカウンター。フィジカルコンタクトはさすが厳しい。
日本はどの選手もボールテクニックに優れ、攻撃時は味方を追い抜く動きもめまぐるしい。守備時はあきらめずに追いかけ、かわされても次々とフォローする。早い時間に2点のリードを許しても、諦めず献身的に動き回るのが好感が持てた。逆にペナルティエリア近くでもなかなかシュートを打たないところやミドルシュートが枠に飛ばないところ、いわゆるセンターフォワードタイプがいないことなどは、どの世代でも変わらんなあ、と嘆息してしまう。
後半に2点を返して延長戦に入ると、延長後半に勝ち越しゴール。どれも固い守備を技術で崩した素晴らしいゴールだった。最後にはカウンターからの駄目押し点で4-2。見事に優勝を飾った。
この年齢でこういう試合ができるというのは、いい経験になったのでは。