もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

わざと豚丼を頼んだら

テレビをつけたら、明日から吉野家の牛丼が復活するというのをやっていた。自分は今のところ好んでアメリカ産牛肉を食べようなどとは思っていないので、吉野家は当然スルーである。まあ行動範囲にあるのはすき家松屋*1なのでそんな心配をする必要もないのだが。
そういえば一昨日だったか、マクドナルドがCMで「牛肉はオーストラリア産とニュージーランド産です」と言っていたのをみて大いに驚いた。世間一般ではまだまだその安全性に対する懐疑的な見方は強いようで、食堂などでも気を遣って「当店では○○産を使用しております」との但し書きがしてあるところも多い。こんなCMを流すということは、おそらくマクドナルドにもそういった問い合わせが少なくないのだろう。かくいう自分もマクドナルドのイメージからてっきり米国産だと思い込んでいて、これまではさりげなくチキンだのフィッシュだのを選んでいたのだが、いらぬ心配だったというわけだ。そんなお詫びも込めて(?)今日は昼食にチーズ月見バーガーなど食してみたり。すまんドナルド。
牛丼に話を戻すと、輸入再開が決まった頃、牛丼チェーン各社のなかでも吉野家だけが米国産牛肉の使用に踏み切ることについて報道されていたが、吉野家が何をもって「安全」としたか、またそれが妥当であるかの検証はあまりされていなかったような印象がある。社長の会見の映像はごく短く、そこで何を言ったかは分からない。
そこで興味本位から吉野家のサイトを見てみた。さすがにご丁寧に専用のページが用意されている。

ざっと読んでみたが、あまり良い印象は受けなかった。有り体に言えば、輸入再開推進派の意見として挙げられていた内容がそのまま列記されている。曰く、

  • BSEの危険性はそもそも低い
  • 30ヶ月齢の検査は世界の基準だから大丈夫
  • アメリカでは衛生的生産管理が徹底されている

独自の調査をしたわけでもないようで、一度は漏れたかの国のおおらかな検査体勢を疑いなく信用しての話でしかない。大変申し訳ないが、これでは安心には程遠い。なんだか読む前よりも敬遠したい気持ちが強くなってしまった。
明日はまたワイドショーがしょうもない中継合戦をやり、自称ファンの目立ちたがりが押し掛けるのだろう。誰か過激な反対派の人とかが開店前に吉野家に並んで、みんなでこれみよがしに豚丼やカレーライスを頼んだら、マスコミも当てが外れて面白いのだけど。

*1:「や」の使い分けが面倒くさい!