もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

笠松での初勝利

第4クール初戦は苦手な笠松での水戸ホーリーホック戦。横浜サポーターはバス4台で乗り込んだのだそうで、よく声も聞こえていた。うらやましい。自分はスカパー観戦。休みが取れるかどうか微妙だから予定が立たないだけで、こうやってきっちり休みを取っているというのがまた何とも悲しい。
横浜、水戸ともに守備からカウンターを狙う戦い方が持ち味なので、お互いに譲り合うような覇気のない試合になった。だがそこは一日の長なのか、攻守の切り換えの早さで上回る水戸が優位に立つ。横浜はマイボールでのパス回しが眠くなる程遅く、足元で繋いでも両SHから前には決して進まない。水戸の守備に何もできない状態だった。
そんなわけで試合ははなっから水戸ペース。水戸は左サイドの桑原へのロングボールなどから横浜のファールを誘い、セットプレーで続けてチャンスを得るが、決め手にかける。柏戦の疲れが残るのか、横浜はいつになくピリッとしない。
10分、横浜がなんとなく持っていたボールを中央の山口が前にポンと蹴ると、DFの雑な対応に乗じて裏に抜けた城が足先でちょんと浮かしてゴール。ファーストシュートで先制する。ラッキーな得点。
このゴールにも試合の雰囲気は変わらず、その後はまた水戸ペース。リードした横浜は急がずバックラインで回すので、ますますまったりとした試合となっていく。
44分、小野智吉が相手のチャージにも倒れず縦に突破してマイナスのクロス、中央で城が低空ヘッドで決めて2点目。直前のパス回しからここだけ急にスピードアップした攻撃になっていて、水戸も面食らったのかもしれない。前半は2点リード。
後半は、横浜が同じ回すでもやや落ち着いた感じをみせて安定したふうだったのだが、水戸が14分にトップに岩館を入れると雰囲気が一変。活きのいいのが入って前線が活性化、18分にはヘディングでの落しをこの岩館が決めて2-1とする。
ひっぱたかれて目が覚めたのか急に両チームとも動きが良くなり、激しい試合になる。セットプレーのカウンターからピンチを迎えるも菅野がファインセーブしたり、相変わらずシュートコースへ身体を投げ出す固い守備で追加点は許さず、何とか逃げ切って勝利した。
内容はだめだめだったが、それでも結果を出したことは前向きに捉えたい。
後半途中、アレモンが太ももを痛めて交替。嫌な箇所だ。ルイスに続いてアレモンもとなると、攻撃は苦しくなる。