macOS 10.14 Mojave → macOS 10.15 Catalina
特段の問題は(今のところ)無し。
おうち時間
外出自粛の流れがあり、やる事があろうがなかろうがただただ家にいるのはストレスが溜まる。自粛している体裁だが、実のところは「世間様に自粛させられている」ので、それが余計に気を重くする。
何か家でやれる事はないだろうかと考えて、ふと、自宅のMacが10.14 Mojaveのままである事に気付いた。
使用機はMacBook Pro with Retina (Mid, 2014)で、そろそろ買い替えたいと考えている。買い換えれば新品には当然最新のOSが載っており、環境を移行するにはOSのバージョンは合わせておいた方がよい。それなら予めCatalinaへバージョンアップしてしまおうか。
macOS 10.15 Catalinaのリリースは2019年10月8日なので、半年経過したことになる。
漢字Talkから使い続けて、OSのメジャーバージョンアップをこんなに引き伸ばしたのは初めてだ。遅くとも1ヶ月程でしてきたと思うので、それに比較すると桁違いに遅い。9からXでもこんなにかからなかった。
理由は、開発環境上でやる作業が途中だったことが大きい。キリのよい所まで弄りたくはなかった。もう一つは、Catalinaからは32ビットアプリケーションが動作しないこと。調べてみると、本格的に使用しているアプリケーションには影響がなかったものの、細かなユーティリティ系では代替を探さないといけなかったのだ。
この時点で、作業も一段落していたし、代替の64ビットアプリケーションも概ね揃え終えていた。
アップデート
バージョンアップの前には、いつものようにTimeMachineバックアップ。常時実行はしていないものの、そこそこの頻度ではしていたので、5.7GBを30分程で終了。
いよいよCatalinaへアップデート。リリース後半年でバージョンは10.15.4まで進んでいる。ログイン画面が表示されるまで1時間少々だった。
そこそこの時間を覚悟していたので、拍子抜けしてしまった。
感想
OSX以降のアップデートは、時が経つにつれてその違いを感じなくなって来ているが、今回はそこそこの違いを感じるのだろうと予想していた。その予想はあっさり裏切られた。心配していたトラブルもなく、表面上は1時間前と何ら違わない。んー?
アプリケーションをひと通り起動してみた。
iTunesがミュージック、Podcast、TVの三つに分かれたが、おそらくミュージックしか使わないだろう。iPhoneを接続したときの管理がFinderになった。目に見えて変わったと感じたのはそれくらい。
深刻ではないが明確なトラブルは、
- ソフトウェアアップデートのバッジが消えない
- スティッキーズの配置とカラーが初期化されてしまった(記載内容はそのまま)
だけという。
ソフトウェアアップデートのバッジが消えない件は、他所でも出ているようで、検索して見つかるような対処は試してみたが解決しなかった。まあバッジが出ているだけなら放っておく事に。
使いもしないのに未練がましく残していたApertureやiPhoto等のアプリをついに削除。OnyXのMojave版を削除して、Catalina版を入れた。Adobe Creative Cloud中のいくつかのアプリが32ビットらしかったので、Creative Cloudをアンインストール→インストールし直した。どうやら対象アプリがアップデートされるのではなく除外されただけだったようだが。
開発環境は、Apache関連が「場所が変更された項目」に移動していた。Catalina版での設定はまだ調べていないが、それほど複雑な事をしているわけではないのでおそらく大丈夫だろう。
おまけ
このブログを投稿するのにはてなブログへログインしようとしたが…出来ない?
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いや、ログイン出来ているのだが「ヘッダーの表示が非ログイン状態のままになる」ということらしい。
macOSではそれとは別に、Safari 12以降使用時は環境設定から「サイト越えトラッキングを防ぐ」のチェックを外すように(緩く)指定されているが、はてながこういう事を書くのかと失望した。12が出たのは2018年9月で、未だに対応していない(出来ない)のはがっかりだ。