もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

エデルんるんるん

栃木SC戦は駒沢オリンピック公園総合競技場でのホームゲーム。エデルのゴールでウノゼロ。

寒い寒い駒沢

前日の天気予報では、雨は夕方からとのこと。何とか試合終了までもってくれよと思いながら、いちおう雨具だけは用意して出発。東横線を渋谷で田園都市線に乗り換え、駒沢大学駅下車。駅からは歩いて15分。駒沢オリンピック公園総合競技場は、もしかしたらはじめて来たスタジアムかもしれない。
とにかく寒い。ゴール裏の飲食売店では温かい食べ物がなく、お姉さんに「温かくないよね」といったら「常温です」だって。まああの寒さじゃちょっと置いとくだけですぐ冷たくなってしまうだろうけれど。
F!リーダーズはこの寒いなかでもそんな素振りもなく元気。フリ丸はスタンドで構えるケータイにお茶目なポーズでファンサービス。最近は試合中にあまり撮らないので、こういうときばかりシャッターを切る。


スタメン発表。

   エデル  難波
アツ          西田
    根占  ヨンデ
吉田  早川  戸川  田中
      大久保

スタメンかもなんていう話もあった久富はベンチにもいない。

パワープレーに四苦八苦

栃木はでかいFWに当て、こぼれ球をサポートする形。横浜の選手コメントでもちょっと呆れているが、実際のところ開始から90分ずっとパワープレーというのは、何と言えばいいか。しかも、横浜のセンターバックが高さでぜんぜん勝てない。
勝てないまでももうちょっと相手を自由にさせないようにしないとだめなのだが。出所にプレッシャーを与えないといけないのに、ロングボールを警戒して引き気味になり、中盤から前でのプレスが甘いまま。放り込みがそこそこ良い形になってしまうものだから、栃木も楽だったろう。
というわけで、どうにも面白くない試合になった。
横浜の攻撃はあまり上手くいかず、エデルがドリブルで仕掛けるか、難波が何とかポストやサイドに開くプレーでボールを引き出すのだが、なかなかフィニッシュにつながるパスが出ない。
栃木のDFはスピードに乏しいところがあるのか、横浜の単発の攻撃でもファールで止めてきたので、セットプレーはたくさん得た。アツがスタメンだったのでそこは武器としたいところだったが、キックの精度、中との呼吸ともにいまひとつ。試合前のピッチ練習で直接FKの練習中に、踏み込んだ足を滑らせて転倒していたが、芝の状態が少し難しかったかもしれない。
27分に、栃木のDFが不用意にボールを持っているところへチェックに行ったエデルがボールを奪い、そのまま独走してゴール。これがこの試合唯一の得点になった。
樋口監督の試合後のコメントにもあったように、前半は横浜のDFがボールに行けていない場面が多かったが、後半は戸川のクリア、早川が前へ出てカットなど、受け身でない守備ができていた。それほど危険なシーンも作られないままロスタイムもやり過ごし、横浜が辛勝。

エデルのチャントに苦笑い

一方栃木の松田監督は「良いサッカーができた」と言っているようだが、攻撃では放り込み、守備ではイエロー4枚のファールゲームが「良い」かと嫌な気持ちになる。エデルが何回やられたと思っているのか。神戸時代のアツの件以来印象は悪いが、ますます悪くなった。

横浜では、ボランチでスタメンの根占が中盤でボールを保持できるのが、智吉ほどではないにしてもなかなか良かった。今日は流れから難しかったが、あそこから攻撃参加できればもっと良いだろう。
また数少ないものの、少ないタッチ数でパスをつないで攻めたシーンがあった。FWに独力での突破を期待出来ない以上、中盤から押し上げるためにこういった攻撃を作るプレーがもっと増えるといいだろう。
試合後は、エデルのせっかちなお立ち台や、花の子ルンルンのチャント、テキーラを察知してゴール裏中央からみんなで非難する様が面白く、気分よく帰路についた。雨も帰り道にほんの少しパラついたくらいで済んだ。
クラメンブースでのクラメン更新は、寒さで今回は見送ったが、最終節では時間に余裕をつくってスタジアムでやろうかな。