もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vsサガン鳥栖

行ったことがあるはずの江戸川陸上競技場。最寄り駅は西葛西。乗り継ぎ等を調べるのだが、やっぱり記憶にないんだよな。
ともかく出発。日本橋から東西線で西葛西へ。駅からはバスもあるらしいが今回はだらだらと徒歩。競技場入り口にはサッカー少年団の姿があり、なるほど最近Jの試合もあまり行われない場所だけに地元のサッカー少年たちにはいい機会なのかもしれないな、などと思いながら入場。あまりの寒さにホットコーヒーを購入してバックスタンドへ。
スタメンはFWに久保田が入り、城はベンチにも入らず。左SBは無難に中島。智吉は前回に引き続き左SH。

    久保田 北村
智吉 マシュー  内田 臼井
中島 山尾 トゥイード 早川
      菅野

智吉は川崎戦でのクレバーな守備が印象に残っているので、DFで使ってほしいんだけど。
試合開始。
鳥栖はかなり自陣へ引いている。横浜が多くボールを持ち、鳥栖は時折鋭いカウンターを繰り出す展開。なんだか前回天皇杯の大分U18戦と同じような雰囲気だが、さすがにカウンターの精度は今日の方がずっと怖い。
しかし所詮はJ2下位同士の対戦か、どちらもミスでチャンスを潰し合ってしまう。
15分くらいだったろうか、久しぶりにトゥイードが前線へ上がるフォーメーションに。

  トゥイード 久保田
      北村
智吉 マシュー 内田  臼井
   中島 山尾 早川
      菅野

結局トゥイードはこの後一度もDFラインへ戻ってくることはなかった。前半は0-0で終了。
後半に入っても横浜ペース。10分、右サイドでパス交換から抜け出した内田が中へドリブル〜左足シュート。あんまり威力のないシュートだったが決まって横浜先制。20分、高い位置で相手のミスからボールを奪った臼井が縦に。グラウンダーのシュートがGKの指先を掠めてファーサイドに転がり込み追加点。鳥栖相手に2点先攻で少し安心ムードが漂う。
24分、鳥栖の素早いカウンターでGK菅野が1対1。うまく処理したように見えたのだが、判定は菅野のファールでPK。激しい接触ではなかったが、多分菅野が手で押したと見たのだろう。ちょっと厳しい判定。これを佐藤大実に決められて2-1。
両チームとも中盤のプレッシャーがなさ過ぎで、攻め合いになってしまう。
右サイドでこぼれ球を拾った久保田がグラウンダーのパス。どフリーの北村だがシュートは相手DFに防がれる。
北村に替えて大友。
36分。鳥栖の攻撃(セットプレーだったっけ?)。ゴール前に上がったボールに競ったら、いやな角度で転がって菅野のジャンプも届かずゴール(記録はオウンゴール)。2-2の同点。
久保田に替えて大久保。智吉に替えて信義。大久保とトゥイードの頭に合わせるパワープレイ。
ロスタイム。楔を受けたトゥイードが右へパス。大友がえぐってゴールラインぎりぎりで上げたクロスを、飛び込んだ大久保が競り勝って豪快なヘディングシュート! 3-2! そのまま逃げ切って久しぶりのホームゲーム勝利を飾った。
褒められた試合ではなかったが、このところリーグ戦では何もない試合ばかりだったので、色々なことがあり楽しめた。何より目の前での勝利が、挨拶に来る選手の笑顔がうれしい。

  • 試合後、マンオブザマッチに選ばれた内田。山尾と二人で挨拶にくると、サポーターからのリクエストで3、2、1、ハッスル、ハッスル。
  • 内田は先制点を上げたが、内容は褒められたものじゃなかった。いいプレーもあるが、判断に迷って囲まれたりして心臓に悪い。もっとできるはず。
  • 久しぶりにFWをやったトゥイード。走り回ってこぼれ球をキープしたりと地味にがんばっていたのが印象的。どこでも手を抜かないのが頼もしい。
  • 今日座った席は周りが玄人っぽい野次の人が多くて、それを聞いているのも楽しかった。北村のジャンプ〜胸トラップとか山尾の身体を投げ出してのブロックとかで感嘆の声が聞こえるんだから。
  • 江戸川のピッチは見た感じそうでもなかったけど、選手はよく滑っていた。
  • 大西主審酷すぎ。ジャッジの基準がバラバラだし、まったく試合をコントロールできていない。スローインの位置に異様なこだわりを見せたかと思えば突然寛容になったり、副審が逆を差しているのに無視したり、選手交替で副審からの合図に全く気づかず、気づいたら気づいたで「早く出ろ」とばかりに手振りで急かす。両チームの選手が苛立ち、両チームのサポーターから野次られるって。