もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vsザスパ草津

朝から歯医者と散髪へ行き、帰宅するともう午過ぎ。スカパーで草津戦を観戦する。試合前の興味は、仙台戦のマンマークが象徴的な守備の草津がルイスをどう封じてくるかというのと、トゥイードのいないDFが太田の高さをどの程度抑えられるのかというところ。
結果はスコアレスドロー。TVで見る限りではまったりした、どこか緊張感に欠ける雰囲気。試合は終始草津のペースで、「よく引き分けた」というような、がっかりするような内容だった。
スタメンは、出場停止の城に替わってFWに入ったのは北村。内田は無事スタメン。サイドの控えに坂井が入った。

   北村  カズ
ルイス 山口 内田 吉武
中島  早川 鄭  智吉
     菅野

まず、城が不在だとここまでかというほどボールの収まりが悪い。ロングボールを使う戦術に、流れながらキープできる技術がある城の代わりはいないということか。中盤から前のバランスも悪く、こぼれ球もことごとく草津に拾われてしまった。
開始15分までは耐えたが、その後は横浜がポゼッション。でもそんな具合だからチャンスにはならずシュートも打てない。草津は太田の高さを上手く使ってカウンター。決定機は菅野が止める。
後半になるともう防戦一方で、中盤でプレスがまったくかからず相手を自由にさせる。あんなにスペースを与えるのを見たのは本当に久しぶりで、いったい何が起こっているのかとこっちがパニックになるほどの有様。草津のシュートが何度もポストに当たったりかすめたり。シュートが下手で助かったよ、本当に。
坂井が入り、最後の最後に思い出したように横浜が猛攻を仕掛けたのだが、相手GKもよく守って得点できず。

  • 上位との連戦の後での最下位相手。モチベーション低いのがはたからでもわかった。こういうのが一番良くない。
  • シュートへの意識がない。運動量が少ない。出足が遅い。積極性がない。
  • 北村はもうちょっとポストプレーができるはずだが。ポジションもルイスと重なることが多く、まったく活きなかった。
  • カズも見せ場なし。交代でピッチを去るときによく見せていたチームメイトへの気合い入れもなく、チームがこの試合へどういうふうに臨んだか垣間見えてしまった。
  • ルイスへのマークは思ったほど厳しくなかったのだが、フィニッシュで思い切りが悪かった。
  • DFはよく競ってはいたものの、太田を抑えられなかった。トゥイードの不在を感じたのもまた久しぶり。
  • 菅野は今日も素晴らしいセーブ連発。太田の巨体が突っ込んできてもまったく動じない。文句なしのMOM。
  • 坂井は少ない出場時間だったが、良さを出した。

城がいないと形にならないのは去年と変わらず。今回は警告累積だったが、怪我がちだし先行きがすごく不安だ。守備面は結果として無失点だったが、ちょっとでも手を抜いたらこうなるんだという現状を見せつけられたような気分。