もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

「維持」から「成長」へ

本日号のEL GOLAZOは、奥寺社長インタビューが2ページ、横浜FC補強レポートが2ページと見逃せない内容だった。
奥寺社長インタビューでは、元選手らしい発想が色濃く見えて興味深い。勝利への執着心を隠さず、昨年からの増資路線にも「(これまでは)お楽しみクラブはできても、本当に戦えるクラブはできない」と頼もしいが、具体的な集客案については「地道にやるしかない」とおとなしい。こういうあたりが他のクラブの経営者と比しても物足りないところ。
営業スタッフが増えたこととか、来季の売上げ目標がどれくらいとか、増資分はいざというときにとっておくとか、市民クラブの理念は忘れないとか、いろいろなことを社長の言葉として知ることができたのは良かったが…あれ? 考えてみりゃあクラブメンバーなのにそういうこと、ぜんぜん知らされていないじゃん。なんでそれを新聞で読んで初めて知るかなあ。本日の練習時間が変わりましたとかそういうメールも良いけど、そういうことこそ知らせて欲しい。知りたけりゃミーティングに来いってことなのか。そうなのか。
すぐ愚痴っぽくなるのは悪い傾向だなあ。気を取り直して補強の話。
誌上の評価はまずまずといったところ。派手さはないものの、渡辺光輝はじめ開幕からレギュラーを取れる即戦力が各ポジションに取れているとの評。中盤の構成力は控え層含めて充実したと思う。が、FWの得点力不足、サイドDFの駒不足は相変わらず。中島と早川は控えめな表現で「ポカが多い」と一刀両断されてるが反論できない。先日スカパーにて「Jリーグ30」(シーズンを振り返る企画番組)の横浜FC編をたまたま見たのだけれど、自分が思っていたより遥かに弱々しいチームの姿に愕然としたものだ。失点シーンがあまりに脆く崩されてばかりで見ていられなかった。
DFは今年もトゥイード頼りってのは変わらないから、相方は誰であれとにかく早いところレギュラー固定して、シーズン開幕後は無難に、おかしな大敗なんぞしないように願いたい。サイドについてはもう半ば諦観というか、やらかしてくれないことを祈るばかり。
FWは城を軸に、カズ、ザザ、富永、北村を組み合わせてという昨季とあまり代わり映えのしない布陣なので、誰かが確変でもしないと同じ悩みを抱えそう。ザザの出来に大いに左右されそう。
記事中ではチケット値上げについても簡単に触れている。奥寺社長インタビューでは聞いて欲しいことをきちんと聞いてくれるし、カズ加入以来メディアへの露出は増えたがこういうちゃんとした記事は少ない。エルゴラに感謝。