アウェイでの大分トリニータ戦は、ロスタイムに追いつかれて1-1ドロー。
運に見放されているのか。
連戦での疲労を恐らく考慮して、#39大久保がベンチスタート。#19小野瀬をトップに、#8佐藤をその下に入れるという前線。#27楠元の出場停止を受けて、#2野上がディフェンスラインに早期復帰。左サイドバックには#32永田。
前半は一方的な横浜ペースだった。早い攻守の切り替え、プレス。大久保がいないときのこれまでと同様にパスでつないでの攻撃。佐藤が広く動いてポイントを作った。大分のFWに対しては、前半中にイエローカードをもらうほど厳しいテホンの守備。
28分に、小野瀬の左足での浮き玉のパスを、ラインの裏へ抜け出した#14小池が左足ボレーで合わせて先制。前半は大分にほとんど何もさせず、そのまま1-0でリード。シュートも多く放ち、#10寺田のポストに阻まれるシュート等あったものの、1点しか取れなかった。
後半は大分がネジを巻いて来た。横浜のラインの裏を出し抜く動きからリズム。オフサイドの判定に救われる。終盤のPKも南がストップ。これで勝ったと思った。
ロスタイムは4分の表示だったが、90+8分にロングボールから失点。
永田は今季一番の働きで、持ち前の運動量とスピードが光った。大久保のいない攻撃も機能した。野上の復帰もうれしい。南は再三に渡るビッグセーブ。よくパスが回り、それも横パスでなく効果的な崩しが何度も見られた。これで勝てないか。
失点前にボールキープして時間を浪費するプレーを選択していなかったのが惜しまれる。とはいえ数字上では、また判定に泣かされた、と言える。二試合続けて退場者を出して連敗し、その後がこれなので、愚痴を言いたくもなる。
4月26日からのGW5連戦は、1勝2分け2敗の勝ち点5。4得点7失点。負傷者も多いなか、選手を入れ替えながらのやりくりで内容は悪くなかったのだが。