横浜FC、2015シーズンのふり返り。
成績
順位 15位(22チーム中)
勝点 52 13勝13分け16敗
得点 33 失点 58 得失点差 -25
得点33は讃岐に次いで下から2番の少なさ。失点58は岐阜、栃木に次いで下から3番の多さ。得失点差は岐阜に次いで下から2番。よく15位で終われたものだと思う。その理由は大敗する試合が多かったためで、試合毎の出来、不出来の波があまりに大きい。崩れると立て直せない脆さの原因は、チームとしての拠り所がないためといういつもの結論になるだろうか。
チーム内ランキング
出場試合数/出場時間
試合 | 分 | P | 名前 |
---|---|---|---|
42 | 3,780 | GK | 南 |
42 | 2,928 | FW | 大久保 |
41 | 2,678 | MF | 小池 |
40 | 3,564 | MF | 寺田 |
37 | 3,330 | DF | 野上 |
37 | 2,198 | MF | 小野瀬 |
36 | 3,199 | DF | 市村 |
35 | 3,079 | DF | パクテホン |
35 | 2,711 | MF | 松下 |
35 | 2,820 | MF | 中里 |
33 | 2,109 | MF | 佐藤 |
26 | 2,275 | DF | 中島 |
26 | 1,173 | FW | 黒津 |
24 | 1,653 | DF | 永田 |
16 | 682 | FW | カズ |
11 | 665 | MF | 野村 |
11 | 242 | MF | 内田 |
10 | 653 | DF | 森本 |
新加入で主戦力となったのは大久保、パクテホン、中里の3名のみ。退団したパクソンホ、ドウグラス、松下裕樹の穴をそっくり埋めたが、その他の新戦力は出て来なかった。
ゴール数
得点 | 名前 |
---|---|
7 | 大久保 |
5 | 小池 |
4 | 松下 |
3 | カズ |
3 | 黒津 |
2 | 寺田 |
2 | 小野瀬 |
二桁得点者なし。実に寂しい数字。
ベストイレブン
ポジション別評価
GK
南で安泰。セカンドキーパーとの差はまだ大きかった。高丘はU-22選抜でのJ3出場の経験を糧にしたい。
DF
センターバックは、ファーストチョイスの野上は概ね安心して見ていられたが、昨年に比べると少々物足りない面もあった。セカンドチョイスが問題で、パクテホンは対人の強さがあるもののポカも多く、森本はクレバーなプレーでよく貢献したが抜きん出るまでには至らなかった。新人の楠元はシーズン当初こそ起用されたが、荒削りさが悪い方へ向かうと修正できず、後半はほぼメンバー外。
サイドバックは、右は今季も市村が安定。出場停止の際には石井が起用され、全く違った毛色のプレーを見せたが、攻撃でも守備でも発展途上だった。左は永田が大きく成長した。
MF
水戸から復帰した中里が中央でよく貢献したが、アンヨンハが怪我のために出遅れ、またその代役となる守備に長けた選手に決め手がなく、ピッチ中央での不安定さがチーム成績に大きく影響した。攻撃的なポジションにはベテラン勢を脅かす存在がおらず、疲労の蓄積は夏場の失速に繋がった。小野瀬はもう一歩の飛躍が出来ず、野村やナソンスは出場機会が得られなかった。
「寺田が王様」の色が濃くなったのは、彼のプレーだけでなく周りの選手の物足りなさだった。
FW
攻撃機会が少なかったチーム事情を差し引いても、全く物足りなかった。
大久保のチームへの貢献は得点だけでないのは承知だが、それでもチームトップが7得点というのは寂しい。黒津3点、小野瀬2点、野村1点等、期待を大きく下回った選手も多かった。
ホームゲーム観客数
107,364人(前年比▲700人)
湘南や松本という集客が期待できるチームがJ1に昇格したことや、きつい日程、スポンサー付きマッチでの雨天が多かったことを鑑みれば、よく健闘したといえる。1万人越えの試合は2年連続ゼロ。
自分の観戦状況
ホームゲーム リーグ戦 17/21試合(+ 天皇杯 1試合)
アウェイゲーム ゼロ
観戦時の勝敗 6勝5分け6敗
ホームでの勝利は全てこの目で見たことになる。8連敗中のニッパツは皆勤。アウェイ観戦ゼロはふがいない。