もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

中国相手に引き分け

キャンプ情報を楽しみにしているうちに、身体がサッカーシーズンに備えだした。
先日のベネズエラ戦は都合で観られなかったのだが、酷いという話だけは聞こえてきて、どれくら酷いのかは興味があった。残念ながらTVではそこを包み隠してしまうから分からない。
ようやく中国戦でそれを確かめられる、という意地悪な気持ちもあったのだが。
夕方に女子代表も試合をしていて、まさか中継なんかしないだろうという思い込みから前半途中まで気づかなかった。そこからはしっかり試合終了まで観て、結果はもちろん内容もなかなか良かった。FWがよくボールを収めていて、テクニックのある中盤やSBの攻め上がりも効果的だったし、守備もよく組織されていた。リプレイで見た宮間の直接FKは素晴らしい弾道だった。試合終盤になっても澤が前線へ積極的なプレスをかけていた。
そういういいイメージが頭に残った状態で、夜の男子代表戦。
解説の清水秀彦氏は言葉を選んでいたように思えたが、「思い切ってシュートを打たないと」はそのとおりだったし、それは代表にかける言葉としてはある意味辛辣だった。一時期は期待の持てるFWだった岡崎も、今日はサイドに流れてのチャンスメイクが役割で、そうなると誰か点を取るのかという話だ。
日本の攻撃には緩急がなく、ずっと同じリズム。本来なら遠藤のところで矯めをつくっていたはずだが、岡田監督の「チームコンセプト」にはそういった要素は不要ということなんだろうか。守勢だった中国の方がそういう意味ではチームとしてのメリハリが感じられてしまった面も。
代表の試合後にあれだけブーイングが聞こえるのも珍しいのでは。でもまあ当然だな。あの雰囲気のなか、試合後のピッチ脇で選手にインタビューするフジテレビの無神経さには感服する。岡田監督のいつもどおりのニヤニヤした感じには絶望感を覚えるし、岡崎の気丈さと、楢崎の表に出した危機感には好感が持てた。
これでは「ワールドカップは無得点で3連敗」が順当では? もうJリーグ中断しなくていいよ。J2観ようぜ。