もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

迷惑電話に「当分かけません」と言われる

今日かかってきたのはエフジェーネクスト。これまでに何度もかかってきたことのあるしつこいセールス電話だ。迷惑電話界ではけっこう名の知れたところらしい(迷惑セールス電話)。
ここ一年くらい、会社宛にかかってくる迷惑電話がひどい。多いときは日に3本、間が開いたときでも2週間に1本はかかってくる。どれも不動産だ年金対策だと、会社名は違っても内容は代わり映えしないものばかりだ。ときおり電話の声まで同じに聞こえることもある。
一度だけ体験した「逆切れ系」が衝撃的だった。話に耳も貸さずつれなく切ったらすぐさまかけ直してきて「話の途中で切るのは失礼だろう。謝れ。謝らなければ会社へ乗り込む」とのたまったのだ。それ以来俄然興味が湧き、かかってくるたびにネットで社名を調べるようになった。
居留守は使わず素直に出る。
「お電話替わりました、もっちー(仮名)です」
もっちー様でいらっしゃいますか?」
向こうは大人し気な中年のご婦人。いつも思うんだけど、名乗っているのに何故聞き直すんだろう。マニュアルどおりなんだろうが、こちらの様子をうかがう気配が思いっきりあやしい。
「はい」
「私、エフジェーネクストの××と申します」
「いつもお世話になっております」
最近はそうと分かっていてもていねい目に受け答えするようにしている。あまり素っ気なく切るとわざわざかけ直してくるところが多いのだ。
「この度、優良企業にお勤めの皆様に――」
うえ。面白くも何ともない。まくしたてるのをしばらく黙って聞き、文節が切れたところで割り込む。
「あの、ちょっとちょっと」
「はい?」
「おたくからはもう何度も電話頂いてるんですけど」
「はい、ではお話の趣旨はご理解頂いているということですね。では――」
「違うって。興味ないって毎回断ってるんだけど」
何度か同じやりとりを繰り返す。
「だから結構です」
「…では当分おかけいたしませんので」
当分! 当分ですって! つい声に失笑が混じってしまう。
「いや、当分じゃなくてね、二度とかけてこなくていいですから――」
ガチャン!
こちらが小馬鹿にしている雰囲気を察して気を悪くしたのか、こちらが話し終えるか終えないかのうちに叩き切られてしまった。かけてきたのはそっちじゃないか。耳がちょっと痛い。
改めてググってみると、以前見たときより無難なサイトが上位に出てくるようになっている。迷惑電話の文字は以前ならかなり上位だったが、今日の結果だと2ページ目にいかないと現れない。さすがNASDAQ上場の一流企業、SEO対策もばっちりですね。