台風で荒れるのを見越して前売りチケットを買わなかったのだが、実際にはそこまで悪天候ではなかったよう。行けば良かったか。オンデマンドにてアウェイ・ジェフ千葉戦を観戦。
結果はスコアレスドロー。好調チーム同士の良い試合だったと思うが、これで連勝ストップ。
横浜のスタメンは勝っているためそのまま。コイントスで勝った横浜がサイドを変えて、千葉ボールでのキックオフ。
この試合では、スロースターターな横浜も早い時間から積極的にボールを前へ運ぶ。両チームともシンプルに前へのプレーが多い。
千葉はよりシンプル。細かく繋がずパス3、4本でフィニッシュ。横浜のDFライン裏を狙って走り込むところへ早めにパスが出て来る。サイドからのあいまいなクロスにも、#9ケンペスと#11森本の2トップで高さ勝負。#4ドウグラスと#2野上のCBコンビは、これまではクロスを上げられても跳ね返していたが、ケンペスはさすがに強く、シュートを打たれる。
横浜の攻撃は、野崎や小池のドリブルでの仕掛けもあるが、崩し切れずにミドルでのフィニッシュ。前半の終わりに向かって千葉のペースが強まり、前半の被シュート10本はかなり多かった。
後半は更に前で収まらず、セカンドボールも拾えずに苦しい展開。南のファインセーブで難を逃れる。
16分に#13野崎から#19小野瀬に交替。システムを松下裕がアンカーの4-1-4-1に変える。システム変更で相手の対応が遅れ気味になると、小野瀬が唐突に放ったミドルから横浜が盛り返す。松下年のFKがそのままファーへ流れてゴールをかすめ、パクソンホの左足でのシュートがポストを叩いた。
千葉は#26井出から#14大塚に変え、システムを4-3-3へ。横浜は松下裕の両サイドを使われるのを嫌気して、寺田を下げ再び4-2-3-1に戻す。
その後は、お互いに前めの選手を交替してリズムを作ろうとするが、どちらもミドルが枠に飛ばない等決定力に欠ける。ドウグラスのヘディングは枠の上。谷澤のシュートはクロスバー。
試合はそのまま0-0で終了。横浜のチャントだけが聞こえ、千葉のゴール裏は不満そうだった。
シュート数は千葉18-15横浜。これだけ打てたのも珍しいが、これだけ打たれたのも珍しい。それほどオープンなゲームになった印象はなかったが、好調なチームらしく最後のアタッキングサードでゴールへの積極性が出ていたということだろうか。
横浜は連勝が4で止まってしまったが、苦手の千葉に内容のあるゲームだったので悲観はしていない。メンバーが固定化してきているのが少々気になるくらい。
佐藤悠介の解説は的確で面白かった。