もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

直収電話にキレる

正確には、情報リテラシーの低いうちの家人に、甘い言葉で直収電話に加入させた代理店に。スカパーのPPVが使えなくなってやんの。
発端は家人からの「請求書があちこちから来て支払いが面倒くさい」という言葉だった。聞いたときは、携帯電話にかけるときに頭につける008ナントカが使うたびに違ってて、そのせいであちこちの電話会社から請求が来てるのか?などと想像していたのだが、実際の請求書を並べてみてみるとこれがひどい。
うちは自営業で、2回線を一つの電話機で使えるようにしている。それとインターネットにはBフレッツ。これが請求書では、回線(A)が日本テレコムの直収電話・おとくライン、回線(B)がKDDIの直収電話・メタルプラス、そしてBフレッツNTT東日本と見事にバラバラなのだ。調べてみるとスカパーチューナーに繋いでPPVを見るには直収電話ではダメで、NTTの回線を使わないといけないということも分かった。2回線あるのにその両方が、それぞれ別会社の直収電話になっているというのがやりきれない。メタルプラスBフレッツという組み合わせにも絶句だ*1
回線(A)は結構以前に切り替えているようで、おそらく今は亡き父が「安くなります」の営業トークに乗せられたのだろうと想像できる。これはまあ仕方ないとして、問題は今年の2月からの契約になっている回線(B)のメタルプラスだ。スカパーはこっちに繋いでいて、そういえばその頃にチューナーが「信号が受信できない」的な警告メッセージをあげていた記憶がある。スカパー=サッカーでPPVはよほどのことがないと見ないからと、警告を無視していたので気づくのが遅れた。
家人から契約時の話を聞くとこれが更に酷い話で、既にその時点でNTTと日本テレコムから別々に請求書が来ていたのを「一つにまとめましょう」ということがKDDI加入のきっかけだったらしい。こちらにいろいろ調べさせた挙げ句、申し込んだら後になって「やっぱり一つに出来ませんでした」と封書を送ってきただけという。それでまとめるはずが更に分かれちゃって、家人もばかばかしくてそれ以来放っておいたというのだから、なんじゃそりゃ。もちろんスカパーの件は説明がなかったし、スカパーのスの字も出なかったという。
PPV見られないという実害が判明した以上、このままにしておくわけにもいかず、がっつり変更してNTTにまとめることにした。
まずKDDIへは解約申し込みと、頭に来たので件の代理店はどこかを調査依頼。本当はゴネて解約手数料負けてもらおうとか考えていたのだけど、いざ電話でオペレーターのお姉さんに「も、申し訳ございませんっ」なんて言われると途端に「いえいえ怒ってませんよ」的な対応になってしまう小心が哀しい。後日連絡を貰えるというので、悪の枢軸の代理店にはきっと文句を言ってやるぞ、と。
NTTへは日本テレコムからの切り替えを依頼しようと116へダイヤル…すると日本テレコムへつながる。へえ。116っても契約している先へつながるんだ。事情を説明するとNTT側の対応となるというので、教えてもらったNTTの窓口へかけ直す。名義人が7年前に亡くなった祖父のままになっていて手間取ったものの、さっそく工事日も決まって一安心。これでいくらかスッキリするはずだ。
今回の件でショックだったのは、セールス電話に乗っかってしまうようなカモがすぐ近くにいたという事実。「しつこくかかってきた」のに「安くなる」の一言で釣られちゃうなんて信じられん。どうしてあんまに迷惑極まりない電話勧誘がこんなにも多いんだろうと心底不思議だったのだが、世の中はそういうものなのだなあ。

*1:メタルプラスDIONADSLと組み合わせるとぐっと安くなる。一方Bフレッツひかり電話といういIP電話と組み合わせるセットがある。