もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs徳島ヴォルティス

スカパー観戦。対戦相手の徳島は目下6連敗中で、確実に勝ち点を稼ぎたいところ。
前節から中2日の日程はさすがにきつかったかカズはベンチスタート。前節負傷交替の吉野もスタメンを外れ、替わって崔成勇が右SHで初スタメン。2トップは城とアレモン。
試合開始からとても落ち着いた立ち上がり。徳島が前から来ないこともあるが、横浜はチーム全体に守備の意識が見えてとても良い。見ている人が感じていたことを、選手スタッフも同じように感じていたということだろうか。崔も違和感なくポジションをこなしている。
攻撃では割と早めに前線へ入れるが、ポストプレーの上手い城の存在もあってこれも成功しているようだ。11分、右サイドを崔が縦の突破からクロスを上げると、ファーで待っていた城が押し込んで先制。続く13分、カウンターからアレモンが裏へ抜け出し独走、GKとの1対1を易々と決めて追加点。瞬く間に2点のリード。
徳島はひどく元気がない。アンドレという選手を初スタメンで起用してきたが、連携不足もあってあまり効いてはいない。全体的に動きもちぐはぐで消極的。結果として守備の立て直しにはちょうど良い相手になった。前半は危なげなくそのまま終了。
後半はさすがに喝を入れられたのか、徳島が前へ来るようになる。横浜は終始落ち着いて対処しているから大怪我はないが、奪ってからのカウンターの形が少なく、少し危なっかしくもある。時間を使い、最後まで集中して逃げ切った。

  • 城が戻ってボールの落ち着きどころが増えたのが良かった。やはり頼りになる。カードは余計。
  • 崔成勇も内田も今日は守備第一。
  • 吉武が久しぶりの出場。でも良さは出なかった。
  • 滝澤はこれまで攻撃のアクセントとして出場してきたが、今日はキープ力を活かして時間稼ぎも。そういう使い方もできる選手か。
  • カズは結局出場せず。夏休みだけど顔見せもなし、ってのはまあ当たり前なのだろうけど、楽しみにしていた人もいただろうつい思ってしまう。

安定感が失われかけていたチームに改めてやるべきことを意識させ、結果として勝ち点3を得たのはとても喜ばしい。試合後の高木監督のコメントにも「やるべきことをもう一度整理した」とあって、派手さはないが実りの多い試合だったと思う。