せっかく晴れたのに、熱が下がらないので自宅で大人しくスカパー観戦。せっかくの屋台村なのに、コンビニ弁当とインスタントみそ汁の冴えない昼食。
監督が変わってどういうサッカーをしてくるか興味津々の神奈川ダービー・湘南戦。
横浜のスタメンは前節と同じ。湘南は加藤望と尾亦が出場停止だ。
試合は序盤、横浜が自らのミスからピンチの連続。まずはいつもの早川の凡ミスで相手に決定的なチャンスを与える。横浜は大事に繋ぐ意識が強すぎるのか足下のパスが目立ち、遅攻では必ず経由する山口のところを狙われて四苦八苦。後ろからのフィードも正確性を欠いてボールが落ち着かない。中島の不在が一番響いているのがこの後ろからの組み立ての部分だなあ。
それでも、GK菅野がいつものようにファインセーブ連発で失点はしない。
今日の横浜がいつもと違ったのは、形が作れないなりにシュートを打っていったこと。ミドルシュートは、カズがバーに当て、城がわずか上をかすめ、山口がまたもやバーに直撃と、得点には至らないが相手を慌てさせることはできた。解説も言っていたけれど、スーパーなミドルシュートが目立って多いドイツワールドカップを見て選手たちが大いに感化されているようだ。そういうのはいいね。
守備も徐々に立て直してスコアレスのまま前半は終了。
後半は立ち上がりに横浜が良い形をつくる。7分、カズが左から上げたクロスに城がDFと競り合いながらヘディングで決めて先制。城は31歳のバースデーゴールに、チームメートとゆりかごダンス。勝ててない湘南から自信を奪うゴールだったのか、その後の展開もぐっと横浜ペースになった。
21分、湘南は坂本に替えて鶴見。リーグ戦初出場らしいのだけれど、この鶴見という選手はスピードがあってかなり良かった。最初のボールタッチで北村を振り切ってシュート。北村はこの鶴見にかなりやられてしまい、攻撃より守備ばかりさせられてしまったような印象がある。
とはいえ、試合全体では横浜が前半にはなかったサイドを使って危なげなく試合を進め、38分、素晴らしい内田のミドルシュートで加点して勝負に蹴りをつけた。2-0で快勝。
- 城は少し身体が重そうだったものの、先制点はさすが。誕生日おめでとうございます。
- 対照的にカズは相変わらず切れもよく、一人でガリガリ突破してのシュートもあった。守備でも献身的。
- 山口は狙われながらも、守備では的確なカバー、攻撃では安定した繋ぎ、ときにシュートと活躍。
- 吉野は古巣との対戦でも気負わずプレー。前半のシュートは惜しかった。
- ルイスはドリブルがアクセントになるも、FWの位置に入ったら途端に消えてしまった。
- 内田の今季初ゴールは素晴らしかった。後ろ向きで二人に追われながらターン一発でぶち抜き、躊躇いなく放ったミドルシュート。これを待ってたんだよ！ 決まったときは思わず黄色い（茶色い？）声を上げてしまった。
- 菅野は今日も素晴らしい出来。最近では実況でもやたら褒められてばかりでくすぐったい。ファールの判定になった競り合いはファールになったからよかったが、あれはパンチングでも良かった。
- 古巣相手だから？ベンチ入りしてないはずの富永が来ていた。試合後はちゃっかりみんなとあいさつしていた。
- J2では珍しく試合後の監督・選手インタビューがあった。まあ短いコメントだけだったが、それでもちょっとうれしかった。スカパーさんまたお願いします。
なんと首位柏が徳島に破れ（ありがとう徳島！）勝ち点で並んだ。3位の仙台も札幌に破れて（ありがとう札幌！）勝ち点差は7へと広がった。いいじゃない、いいじゃない。
次節は中3日でその札幌戦。ホームゲームだが、仕事終わりで行けるかはちょっと微妙。
