入院していた祖母が大晦日の夜に亡くなった。昨日が通夜で、今日が葬式。12月初めに父が亡くなったので今年はもともと正月はなかったとはいえ、休み中はゆっくりしようと思っていた当てが外れた。
病院から電話があったのが夜の10時過ぎで、ボビー対曙がはじまる少し前。慌てて出掛けたが間に合わず、葬儀屋に連絡してそれを待つ間に年が明けた。これからは毎年、年越しのカウントダウンが近づくと思い出してしまうのだろうな。みな「おばさんらしい」と言っていた。
経験しないと分からないことは多いものだ。正月三が日は火葬場も休みで、予約も3日の朝にならないと出来ないのだという。出棺の日が決められないから知人への連絡も2度手間になるし、いろいろな手配もできない。葬儀屋の話では例えば横浜市ではインターネットでの予約が出来るそうで、行政のIT化が進んでいるといわれる横須賀市でも所詮こんなものかとがっかりした気分になる。
結果としては無事4日に取れたので、昨日に通夜式をし、今日は朝から葬式〜出棺。年末年始に亡くなった方がいっせいにおしかけるから火葬場は大盛況で、釜はすべてフル稼働、うちが焼き始めるとすぐ次が来るという具合だった。
帰ってからそのまま初七日も済ませ、夕方に帰宅してようやく人心地ついた。2度目となるとさすがにみな手際が良いものだ。
