もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

vs湘南ベルマーレ

ホーム最終戦の試合後に行われるMVP表彰は、毎年ゴール裏で行われている手作り風イベント。どうせなら近くで見ようとゴール裏席へ行くと、「今日が三ツ沢ラストゲームのマシューのためにマスゲームするから協力してください」との声。つられて寄って行き、いけしゃあしゃあとど真ん中の席に座る。
選手入場に合わせてやるはずのマスゲームだったが、リティに連れられてマシューがさっそくゴール裏へ来たので咄嗟に行う。ちゃんと出来ているか自分じゃわからないんだよね。スカパーの録画放送で映らないかな、などと思いながら白い紙を掲げる。
(↓こちらに写真が。なかなかいいじゃないか)
ページが見つかりません:@nifty
スポンサーである日総工産の清水社長、JA全農福島の渡苅副本部長からともに力強い挨拶。来期のスポンサード継続には思わず拍手が湧く。こんなに早く胸スポが決まるなんて、幸せ。
なんとなく周りに流されてコールに参加していたら、いつの間にかキックオフしていた。おいおい、スタメンも把握してないよ。慌ててチェックすると、どうやら内田が欠場しているようだ。
試合は湘南ペースで推移する。甲府戦ではあれほどアグレッシブだった横浜はどこへ、こちらも好調な湘南に後手後手を踏んでしまう。中2日の疲れもあるのか。湘南はマンマークが厳しく、高い横浜のラインの裏を狙って縦に早い攻撃からチャンスをつくる。
22分、左から突破され、最初のシュートは菅野が防ぐもののこぼれ球を坂本に押し込まれて先制を許す。
その後も攻め込めない横浜。サイドの突破が完全にマークされ、縦パスもトップがキープできないから攻撃の形はほとんどつくれず、シュートも打てない。全体に運動量が足りないのか、ところどころに横浜の選手がいない地域ができてしまい、あと一本のパスが繋がらない。攻守の切り替えももう一つ。
39分、ゴール前のFKを壁の裏に落とされ、DFも詰め切れずに2失点目。それまでもところどころで集中力が落ちるようなプレーがあったが、直接失点につながってしまった。
前半終了。ゴール裏はブーイングではなく、まだまだいけるよ、と力強くコールを送る。
今日は11月だというのに暑く、真正面からの日差しもまぶしい。前に座っていた女の子が調子が悪くなったのか、お母さんの膝枕で横になりダウン。飲み物が欲しい。
後半開始。
湘南ペースはあまり変わっていないように見えたのだが、12分、臼井が決めて1点を返す(ちょうどシュートシーン見てなかった...)。とにかく1点返したということで、会場の雰囲気はぐっと良くなる。左の大友に替えて吉武投入。何とかしようという意志のあるプレーが増えるものの、湘南の守備は堅い。
北村に替えて増田(かなりの間気づかなかった)。
35分、臼井のゴールで同点!(興奮のためシチュエーションは覚えてません)。ゴール裏、雪崩れる。
山尾に替えて眞中幹夫
44分、城のゴールでついに勝ち越し!(同じく...)ゴール裏、雪崩れる。
なんとか守り切って、嘘みたいな劇的逆転勝利。
そして試合後のセレモニー。
整列した選手を前にリティ(通訳なし)とキャプテン山尾の挨拶。
そのままメインスタンド前で行われたMVP表彰では、特別賞にトゥイード、3位に臼井、2位に菅野、1位にマシューが選ばれた。トゥイードは「来年こそJ1へ」と力強いコメント。臼井のシャイなコメントに、菅野はちゃんとオチをつけてしゃべり好きの面目躍如。マシューは今季限りで退団することを告げてサポーターから惜しみの声が上がる。
ここで眞中幹夫の今季限りでの引退が発表される。ところどころ詰まりながら話した幹夫は、みんなに胴上げされた。
選手たちがスタンドへ挨拶。ゴール裏ではスタンドを背景にして恒例の記念撮影。たぶん枠に入れたんじゃないかな。

  • 今日もゴール裏での観戦だったわけだが、これは来季に向けての悩みどころ。楽しいんだけど、2つを同時にできない性で応援しながら試合を見られない。
  • ボードの真下に位置するので選手交替や時間経過が分からないのも難点。もうすぐ終わりっていうのは雰囲気で何とはなしにわかるけれど。
  • マシュー、オランダへ戻るのかな。戻ってもがんばってください。
  • マニー、お疲れ様でした。あの同点ゴールは未だに自分の中でのベストゴールの一つです。
  • 入場者は6千人超。
  • 本当は今頃、シーズンエンドパーティーが行われているはずだが、すっかり忘れていて申し込んでいないのでおとなしく帰宅。
  • それはそうと、今日で今季ホームゲーム皆勤賞を達成した。横浜FCを応援し始めてからはじめてのこと。これもひとえに不景気のおかげだ。休日出勤ぜんぜんないものな。