もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

4失点でペシミストになる

昨日の試合を引きずっている。録画もしたけれど、まだ見る気にはなれない。
悪いところだらけだったのだからこれ以上は下がらないよ!と開き直る気持ちも湧かない。いかんなあ。
吐き出せば少しはすっきりするか。

ポゼッションとボールキープは違う

サッカーダイジェスト9月9日号は「ポゼッションの美学と落とし穴」と題して、日本サッカー全体に言えるポゼッション嗜好の問題に突っ込んだ特集。つい横浜に重ねて読んでしまう。これがけっこう当てはまるから困る。うちがやっているのはポゼッションではなく、奪われまいとキープしているだけだと気付く。
信藤さんの戦術講座はとてもわかりやすく、ピッチを見ていて感じた漠然とした不満を見事に言葉に落とし込んでくれた。奇しくも昨日の日記に書いた「各駅停車」という言葉が使われていたことで、今の横浜FCが抱える問題が「悪い例」としてそのまま当てはまることに大いに失望。今のチームを信藤さんに任せたら、どんなチームになるんだろう?
文中でポゼッションサッカーに欠かせないものとして、最前線でのポスト役を挙げている。どこか似た印象を受ける2年前のうちと今のうちの差は、詰まるところ城彰二がいるかいないかということなんだろうか。アンジーはJ2屈指のFWだが、ポストプレイヤーではない。
チーム傾向分析では、今季の横浜のチーム像が露骨にデータとして見えてくる。曰く、「ボール保有率は低く、マイボールでは後ろで回すばかり。ロングパスが少なく、攻撃に手間をかけ過ぎている。」でも得点シーンとして脳裏にあるのはカウンターやセットプレーであり、指向するつなぎからの得点は記憶にない。狙いとするサッカーがまったく機能していないことが分かる。
うーん、書いていてますます落ち込んできた。

誰が悪い?

試合後の選手コメントを読んで思うところがあった。昨日の横浜のシステムはどうやら山形のサイド攻撃対策だったらしいこと。そうは見えなかったけれど。
中田洋介が「練習では、4-3-3と4-4-2の併用という形で準備していた」と言っているけれど、昨日のあれは4-3-3と呼べる代物ではなかった。右の池元、左のヨンチョルともにポジションは低く、当然相手へ与えたプレッシャーは微々たるもの。サイドは相手のものだった。宮沢の「サイドバックへのプレスとか、そこまでプレッシャーが強くないと思いました。石川竜也とかは自由にやれていたと思います」のコメントは屈辱的。うちの狙いとするものがまったく出来ていなかったという証左だ。試合中にも修正らしい修正はされなかったように思えたけど。元日本代表サイドバック、頼むよ。

理想と現実のギャップ

昨日のことを思い出して、ピッチで描かれる理想と現実。
吉本から根占へズバッと縦のパス。根占が小気味良くターンして前を向く。サイドが上がる。滝澤、アツ、細かいダイレクトのパス。アンジーへ楔。2列目が追い越して行く。落とし、サイドへ。ダイレクトのクロス。FWが飛び込む。ゴール! 何てのが今の理想像。
まず吉本がベンチ(涙)。ディフェンスラインから縦パスが出ない。サイドは足下でパスを受けることが多く、たまにスペースへ走り込んでも出し手との呼吸は合わない。連動する動きが少なく、ダイレクトのパスは望むべくもない。トップへの楔は山なりで、トラップも雑、フォローも遅いから一人で打開するしかなく、囲まれて奪われる。クロスは上がらない。中央は人がいない。これが今の現実。

誌面で見つけたささやかな喜び

28ページ、キヤノンカップ ジュニアサッカー2008の記事。一番大きな写真で紹介されている男子チームのキャプテンは池田翔。
キヤノン:ページが見つかりません
所属チームは横浜FC U-12。