もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

ニッパツ横浜FCシーガルズvsアンジュヴィオレ広島

4日は横浜FCのアウェイ戦が同日同時刻キックオフだったのだが、ニッパツ三ツ沢にてシーガルズの試合を観戦。相手はなでしこ2部で最下位のアンジュヴィオレ広島ブービーシーガルズにとっては勝ちたい相手だったが、残念すぎる敗戦になった。

スタジアムには少しだけ早めに到着。時間があったので、かもめいと入会手続きを、とりあえず一口のみ。スタッフさんに聞いたら目標会員数までもう少しのようだが、早くに申し込んだ人が多く伸び悩んでもいる様子。

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試合は、メインスタンド向かって右から左への風が強く、前半は広島、後半は横浜、風上に立った側が押す展開。

広島は最下位といっても弱さは感じず、逆に高い位置でのプレス等は激しくアグレッシブ。横浜は前半なんとか耐えたかったが、43分に広島の#21小松未奈が蹴った左CKをGK#21浅利真耶が「キャッチに行って後ろへ逸らし」てしまい、そのままゴールイン。残念な失点の仕方で1点ビハインドで折り返し。

後半は、風上に移った横浜が一方的に押しまくる。特に左サイド、#19佐藤渚がオーバーラップから深く抉ってクロス。FW#17藤掛まゆのチェイシング。#6加賀孝子は高い位置でプレーしてシュートにも積極的だった。59分にはその加賀が決めて同点。その後も横浜ペース。選手交替で#5田中景子を入れて4バックにし、より攻撃的色を強めた。しかし決め切れない。

攻めていて決められないとこういうもの。82分、広島のカウンター。前に出ていた浅利の頭上を狙った#14足立英梨子ロングシュートがゴールネットを揺らし、勝ち越しを許す。そのままホイッスル。1-2で敗戦。

浅利はそれほど悪いプレーをしていたわけではなかったが、ミスが失点に直結するポジションだけに悪目立ちしてしまった。女子サッカーではGKに身長がないために、ハイボールの扱いで試合が決してしまうことが多いのは、ある程度は仕方ない部分もある。実際、広島のGKもポジションを不用意に上げている時間があり、前半等は「ロングシュートを狙ったら面白そう」と思っていたのだ。

田中景子は流石に良いな。左足からの正確なフィードで、ビルドアップ能力のある所を何度も見せていた。

試合後にあいさつした選手たちは一様に悔しさを隠さなかった。残留にはどうしても勝ち点3を取りたかった相手に、内容では勝ったが敗れたことが尾を引かなければ良いが。今季は後半に追いつかれたりひっくり返されたりして勝ち点を多く失っているが、リスク管理をどうしていくか、監督の手腕がこの先問われるだろう。