もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

7試合ぶりの敗戦

慣れない日産スタジアムでのホームゲームは、そこまで居心地の悪さを感じたわけではなかったが。ファジアーノ岡山に0-2で敗戦。

選手たちより先に、自分に連休の疲れが出て来てしまい、スタジアム到着もゆっくりめ。横浜線で新横浜駅下車、徒歩。

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「名ばかりホームゲーム」であるのは現地に居ても感じた。

シーズンシートのB自由席は、ニッパツではゴール裏だが、この日はバックスタンドのホームゴール裏寄りの一角が割り当てられていた。前日に公式サイトで確認していたのでおおよそ知ってはいたが、スタジアム内にそれらしい案内板は見当たらず、案内役らしいスタッフの姿もない。

すぐに飲食売店へ行ったが、ホットドッグ(作り置きしたもの)を買うのに20分もかかった。並んだときに前にいたのは5組程。右の列は進み、並んだ左の列は遅々として進まず。列はどんどん長くなるが、スタッフはみな呑気そうだった。

日産スタのゴール裏は観戦には全く向かないが、バックスタンドはまだ観られた。とは言えピッチまではやはり遠く、こちらの声は届いているか不安。ピッチ上の声、ボールを蹴る音、身体と身体がぶつかり合う音はあまり耳に届かなかった。

イバ
津田
野村
寺田
佐藤
小野瀬
田所
西河
デニス
市村
渋谷

GWの連戦で、前節から中3日での試合だが、スタメンは全く同じ。

最初のチャンスは岡山。#30豊川にDFラインの裏を取られるが、GKとの1対1でシュートは枠の左へ。

その後はやや横浜か。#5西河がラインを統率し、#4デニスが対人で強さを見せ、大きく崩されないよう慎重な守備。岡山の攻撃はボール保持を大事にする繋ぎで、安易に放り込んで来ることはあまりない。

横浜の攻撃は、イバに頼り過ぎるきらいか。イバは苛立つような態度を見せるタイプではないが、シュートに持ち込める場面が少なく、自らロングシュートを狙いに行く事も。津田、小野瀬、野村らは高い位置でのプレッシングを狙うが、なかなかきれいなカウンターにはならない。

前半はどちらもあまりリスクをかけず、0-0のまま折り返し。

後半、やや動きが出て来る。情勢はやや岡山へ。

66分、豊川のゴールライン際からの低い折り返しを、#24赤嶺が彼らしいボレーで合わせて岡山が先制。ゴールラインを割るのではとセルフジャッジしてしまったような、集中力が途切れてしまったような時間だった。

直後、#16野村→#28藤井。藤井は右SHに入り、小野瀬が左へ回る。

押し返したい横浜だが、前への推進力がそれほどなく、時間ばかり過ぎて行く。76分には#9津田→#39大久保とし、イバと大久保のツインタワーにする。リードして守備意識が高まった岡山は、津田の持ち味が生きるスペースを与えてくれそうにはなかったので、高さで勝負するのは妥当と思えたが。

89分、横浜が前がかりになる隙を、素早く繋いでゴール前まで行き、豊川がフェイントから左足でずどん。0-2。

既に交替を準備していた#19小野瀬→#20ロクの交替も、何ら見せ場を作れず試合終了。

ここ6試合負けずに来たが、調子の上がらない相手がほとんどで、自力のある岡山はやや違った。特に攻撃面では工夫され、シュート数こそ8-8だが相手を脅かすようなシュートは打てなかった。イバ&大久保でチャンスらしいチャンスが作れなかったのは難しい。

また、ベンチは藤井への期待が大きいように感じるが、その藤井は何度目かのチャンスもそれらしいプレーが出来ず。雰囲気は感じるが、チームの狙いと彼のプレーのそれが一致していないように思える。

とはいえ、良いようにやられたわけではなかった。相手に作られたチャンスもそれほど多くはなかったし、攻撃でも組み立てやチャレンジの姿勢がなかったわけでもない。特に古巣対戦だった#3田所は、自ら点を取るという位置まで上がるかと思えば、相手の決定的なシュートに身体を投げ出してブロックしたりと、攻守に活躍していた。

気になるのは、ここ数試合後半になってペースが落ちていることか。今季は固定メンバーでずっと戦ってきており、選手交替もFWかSHのリフレッシュが中心。出ずっぱりのベテラン主力に疲れが溜まる頃ではある。

「勝ったら変えぬ」とスタメンを固定して来たが、ようやく負けたわけである。しかも次節はまた中3日で、徳島まで行ってのアウェイ戦。少し弄ってみてもいいタイミングだ。

だが、ミロシュルス監督はあまりクルクルと手先を変えない頑固ジジイタイプではある。

選手個々のコンディション等もあるだろう。対徳島の戦術的な部分もまたあろう。どういったメンバーで臨むのかは楽しみだ。