もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

首位相手に完敗

ホームでの大宮アルディージャ戦は、0-3で敗戦。

生観戦した試合の中では、今季これまでで最も「やられた」試合だった。

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横浜FCシーガルズの試合が同日開催されることが決まってから、ずっと楽しみにしていたのだけれど、所要でそちらは間に合わず。天気も雨だったので、割りきって18時からのJ2までは横浜駅周辺で雨宿り。試合開始直前になんとか上がってくれたので、のんびり丘を登った。

スタジアムに到着すると、対岸の大宮サポのオレンジが目に入る。アウェイサポがこれくらい入った試合は久しぶりだったが、発表された入場者数は5,000を下回った。いくら屋根がないとはいえ、雨の日開催での客の出足は悪い。

大久保
小野瀬
小池
中里
寺田
松下
中島
野上
パクテホン
市村

試合開始。

序盤から大宮の個人技の高さを感じる。遠目からのシュートが枠内へ飛び、南がファインセーブでしのぐ。

大宮は守備はあまり強く来ない。球際での激しさでいえば、はじめの数プレーでファール判定を受けたことも影響したのかもしれないが、J2下位チームの方がよほど強いとさえ思えた。特にサイドでは前を向いてプレーできる機会が多く、数本パスがつながり三人目の動きがからむとフリーでクロスを上げられた。だがこの日の横浜は残念なことにクロスの精度が低く、中央での競り合いでは大宮DFに先んじることはできなかった。大久保がゴール前で競ったシーンはあまり記憶にない。

失点は個人技から。横谷のミドルシュートがゴール上隅へ。打たせたことに問題はあるものの、体を投げ出してブロックには行っており、相手のシュートがよかった。

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前半はそのまま0-1で終了。ピンチの方が多く、2点目を取られずに前半を終えられたことは悪くないと思っていたのだが。

後半は早々にカウンターから失点した。抜け出したムルジャに追いすがったのは中里で、ああ中里なら大丈夫だろうと見ていたら、切り返しからの右足ズドン。これはショックだった。

時間を置かず、今度は家永にゴール天井へズドン。

この3点目で横浜の選手は明らかに意気消沈してしまい、その後は連携もバラバラ、ときどき小池や小野瀬が仕掛けるが単発で終わり、チャンスは膨らまなかった。

普通に力負けといった試合。

大宮のサッカーはあまり特徴がない「普通のサッカー」。ただし選手はJ2中位以下なら王様になれるくらい技術のある選手が11人中6、7人いるので、それが普通以上になっている印象だった。この日は先制~追加点という理想的な展開で楽にプレーしていたが、個々にプレッシャーのかかる試合ではミスも増え、そうなると組織で補うサッカーではないから、それが積み重なると昨季のように低迷する原因になるのだろう。

横浜はそれほど悪いサッカーをしていたわけではなかったが、細かいミスの数などには差があった。南の好セーブがなかったら点差はもっと広がっていただろう。試合後の監督コメントによるとあえて引かずに戦ったようだが、だからといってあんなに安々とカウンターからピンチを招いてはいけないし、攻める以上は無得点で終わって欲しくはなかった。

大敗だったが、それほど落ち込むゲームではなかった。格上の相手が好調で、試合展開も相手優位に進めばこういう結果にもなるだろう。いくら技術が高いといっても、枠内シュート率があそこまで高い試合はそうないので、運がなかったと諦められる。

次節は水戸戦。その後に札幌戦があって、リーグ戦の半分が終わる。