もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

今季で一番悪い出来

アウェイ、ニンスタでの愛媛FC戦は0-3で敗戦。良いところ無し。

大久保
佐藤
小池
中里
寺田
松下
永田
パクテホン
野上
市村

試合は11分に早速動く。#18南のプレースキックがミスキックとなって相手に渡り、そのまま左サイドを#10瀬沼に縦へ突破され、クロスに遅れ気味に入ってきた#18西田のシュートが決まった。

先に1点奪われたが、その後も横浜はピリッとしない。愛媛のプレスはそれほど強くないが、横浜のパス交換は拙くミスも多い。前線で#39大久保に収まらないときは形も見えない。#8佐藤謙介はテクニックこそあるが、一人で打開するタイプではないので、味方が押し上げる時間をどうやって作るのか。ポゼッション率を高めて、ピッチ全体で押し上げるのか。

おそらくスカウティングで、横浜のDFライン裏への狙いが明確な愛媛。

CBの#2野上と#4テホンは、どちらもアタック&カバーの「アタック」役で、前には強いが背後は弱い。ここ数試合は繰り返しそこを狙われている。後ろを気にしてラインを低くするのでバイタルが空く。中盤がそれを気にしてまた下がり、攻撃参加できないため厚みが生まれない負のスパイラル。

中央の#20中里・#10寺田の二人は元来守備的なプレーヤーではない。運動量がないとスペースを埋め切れない。出来云々とは関係なく、出ずっぱりの二人を休ませながら使うことも必要だと思う。例えば渡辺匠やヨンハのような守備に特長ある選手。だがミロシュ監督はメンバーを固定して戦う傾向があるようなので、それは当分望めなさそうだ。

前半の残り時間はどちらもそれほど見せ場なく進み、終盤にあった攻めも双方実らずに終了。

後半、謙介の「気の短さ」が出る。相手のダイビング(?)にカードを要求し、直後には自身がアフターでラフなタックル。ファイトする選手は好きだが、彼のそれは少し違う。監督も危なっかしいと感じたのか、#7内田に交替し、寺田を少し前めに。

58分、テホンがハイボールでの競り合いで警告を受け、次節出場停止。

70分、中盤でプレスに行った#15市村がかわされると、ガラ空きの右サイドをカウンターで破られ2失点目。直後、中里に替わって#9黒津を投入。寺田が再び中盤の底へ。

76分、相手のカウンターを引っかけた#32永田が、2枚目の警告で退場。小池を左SBへ。大久保に替えて#19小野瀬。

81分、CK崩れから#20河原が入れたクロスがそのまま流れてゴールイン。3失点目。そのまま試合終了。

今季で一番悪いゲームだった。チームコンディションはシーズン通してずっと良いというわけにはいかず、今は悪い時期なのだと思う。この試合では出来そのものも良くなかったが、試合への集中力が散漫だった印象なのが気になる。

永田はスタメン出場が続いて、ギラギラした積極性が弱まってしまった。出場停止で少し戻るだろうか。小池は少々お疲れかキレがなく、松下もインプレーでは目立たない。チームのアクセントになる人材が見当たらない。

次節はテホンと永田が出られない。左SBは中島だと思うが、野上の相棒となるCBは誰か。ベンチ登録等みれば楠元が順当だが、森本やフェリペも見てみたい。

前節を引きずってか、実況がやけに気になってしまった。愛媛の地元アナは実況放送そのものに不慣れなのか、言葉がなかなか出て来ず酷かった。チーム数が増えたせいなのか、海外サッカーへ注力した影響なのか、スカパーのJ実況クオリティは年々下がっている気がする。