もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

開幕戦勝利

Jリーグ開幕!

前日のJ1に続き、J2も8日開幕。普段はあまり観ないJ1の中継も3試合ほど見て、気持ちが高まっていた昼前、F!メールでスタメンが届く。アウェイでのザスパクサツ群馬戦。

大久保
カズ
小野瀬
寺田
中里
松下
中島
パクテホン
野上
市村

CBがドウグラスからテホンへ、ボランチ松下裕樹から中里へと、移籍した選手のところが変わったが、ほぼ昨季からの継続と言えるシステム&メンバー構成。「スタメンの約半分が新加入選手」がお定まりの横浜FCにとって、こういうシーズン開幕は本当に珍しい。カズはいきなりのスタメン。

意外だったのは野崎やアンヨンハ、野村らがメンバー外なことくらい。とはいえエーコや黒津もベンチであり、こうして見るとチーム内競争は激しそうだ。1日の高校選抜との試合に出場した若い選手たちを、リーグ戦でどれだけ見られるのだろうか。

群馬のスタメンは新加入やルーキー、2年目など、名前を見てもあまりピンと来ない。松下裕樹がスタメン、永井がベンチ、坂井洋平はメンバー外。監督はあの服部浩紀

前日不調だったスカパー!オンデマンドは問題なく観られた。群馬出身で前横浜FC監督の山口素弘が解説。視野の広い解説ではあったが、面白い事は一つも言わなかったので印象には残っていない。

キックオフ。どちらも動きが硬い。

試合はいきなり動く。9分、中島からのロビングのパスに、ペナルティエリア内でDFを背負った大久保が胸で収め、間断なくターンからシュート。強いシュートではなかったがGKの横を抜いて、いきなりの先制点。

群馬は新加入選手が多いため、連携は見るものがない。181cmの#18野崎、188cmの#10タンケの2トップの独力頼み。かくいう横浜も、大久保のポストプレー頼み。開幕戦独特の硬さもあってチャンスらしいチャンスもない。

横浜のシステムは、昨季の4-2-3-1に比べれば4-4-2寄り。カズはトップ下の動きではなく、ピッチ中央の高い位置はボランチが寄せてスペースを埋める。当然DFラインもそれにつれて高い。下がって楔を受ける相手FWへ誰が付くのかが難しいところ。

マイボールでの攻め方は、昨季よりも横パスが少ない。早い時間は大久保へのロングボールが目立ったので尚更だったが、それ以外でも「下げてやり直す」頻度が減った。寺田が前へ出て攻撃にからむ。流れの中でのポジションチェンジはまだ少なかった。

前半はスコア群馬0-1横浜、シュート群馬4-3横浜と控えめ。

後半は選手交代なしだったが、50分に群馬が早々に野崎→オリベイラ。試合展開はあまり変わらず。65分にカズ→黒津、67分に群馬がアクレイソン→ファンソンスと次々。

横浜が黒津のスピードを活かそうと裏へのボールを使い出したことと、群馬の選手交代があまり功を奏さなかったことで、ペースは横浜へ。群馬のプレッシャーが弱く、横浜がボールを回す。このあたりの時間の使い方は昨季の積み上げもあるだろうか。

78分に群馬が吉濱→永井。このあたりから群馬が盛り返すが、得点の匂いはそう強くない。横浜は82分小野瀬→小池。88分中里→佐藤。

そのまま試合終了。横浜FCが勝利。

早い時間の先制点から1点リードでの時間が続きながら、このまま無失点では済みそうにないなと思っていたのだが、南の好セーブと、群馬の拙攻に助けられて逃げ切ったような試合だった。

来週はいよいよホーム開幕戦。