24日の東京ヴェルディ戦を、結果を知った上でオンデマンド観戦。
結果は1-1ドロー。劣勢だったと聞いていた試合で、確かに劣勢だったが、「良い所なく」という内容でもなかった。ここずっと続いている横浜の好調の要因は守備だが、その部分で集中力が低かったとかいうことではなく、ヴェルディも調子は上向きだということか。
横浜のスタメンは、左SHが野村から#14小池に替わったのみ。ヴェルディのスタメンは、正直な気持ちでは「ヴェルディの選手」というイメージからはピンと来ない名前が多い。
試合は、ヴェルディが激しいプレッシャーからペースを掴み、横浜の反撃は単発で流れを変えられないまま、それがずっと続くという展開。
接触プレーで横浜の選手がファールを取ってもらえない(そのまま流される)ことが目立つが、選手たちはそこの判断が修正できずに、チャンスはチャンスにならず、ピンチはよりピンチに。ゴール前での踏ん張りと#18南の好セーブでなんとか凌ぐ。横浜の最初のシュートは30分。中盤では#7ニウドが効いている。
クロスを競ったこぼれをファーから走って来た#24安在に蹴り込まれて、42分に失点。前半は1点ビハインド。
後半も流れは大きく変わらず。実況アナが叫ぶのはヴェルディ側の攻撃ばかり。それでも前半に比べるとGKを脅かすシュートは減少。
63分、横浜がアンヨンハと黒津を同時投入し、3バックに。70分を過ぎてようやく横浜も攻撃の芽が見え始める。80分、中島→永田。82分、相手のハンドで得たゴール正面のFK、松下年宏のキックはクロスバー。83分、ロングフィードから黒津のシュートはポスト。
86分、左CK。競ってこぼれたボールを#36松下裕樹がヒールで押し込んでやっと同点。
その後は横浜が押し込んだが得点は動かず、1-1で終了。
解説の田中誠、滑舌が悪いのに早口でとても聞き取り辛いうえに、話す内容も少々ピントがずれたことを言うので、ほとんど無視して観戦することになった。選手時代のイメージはだいぶ崩れた。