もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

楽しい完敗

ホームでの松本山雅FC戦は、1-3で敗戦。
数字の上でのプレーオフ進出が断たれたということだが、試合後に聞くまでそのことには全く無関心だった。そこまで夢想家ではない。だからだろうか、自分自身の今季リーグ戦ラスト生観戦(予定)はとても楽しく過ごせた。試合にはがっかりしたが。
松本サポが大挙してくるので覚悟していたが、横浜駅のバスのりばは特に混んではいなかった。自前バスで来たようだ。
スタジアムでは、スタンドへ上がる階段で「ゴール裏でいっしょに応援しましょう」とやっていた引き込みにまんまと引き込まれて、久しぶりに声出しで応援してみた。フラッグも貸してもらい、気持ち良く振り回していたら、腰に来た。あいたた。
松本サポはちょうどスタジアムの半分をきれいに埋めて、歌や声援はホームジャックに慣れっこな身としては「良い雰囲気だな」等と感じていた。

   カズ 黒津
野崎       寺田
   高地 佐藤
中島 森本 スンジン 市村
    シュナイダー

今シーズンは他チームの試合をほとんど興味持っていなかったので、松本の戦い方は興味深かった。再三のロングスローや、高さを活かすための山なりのクロス。そこからまんまとやられてしまう横浜の脆弱さもあるが、やることをきっちりとやってそれができている松本と、大久保・田原がいても律義に足下でつないでいたうちとの差にはがっかりしてしまった。
前半15分に先制されたが、38分にカズのヘディングゴール(競り合ったのは阿部巧だ!)で同点。このときの雰囲気はよかったが、全体的にはダメダメ。後半7分、36分と失点したが、追いかける立場のチームにしてはあまりに元気がなかった。

途中から入ってきて怖いのが正直武岡くらいしかいないので
【J2:第39節 横浜FC vs 松本】反町康治監督(松本)記者会見コメント | J's GOAL

そのとおりだなあと(苦笑)
山口監督の指向する「つなぐサッカー」は上手くいっていない。つなぐ意識がどこか他人任せな空気を生んで、どの選手からも積極性が失われてしまった。未だにそれを持っているのは、赤帽に根性を叩き込まれた野崎、武岡らか。
寺田はヤットリスペクトのプレースタイルなのか、かつてのドリブラーの印象は消え、こねているうちに寄せられて奪われてしまう。スンジンが怪我で前半に交替すると、守備力は明らかに下がってしまった。野上・森本は悪くないと思うが、物足りなさも。カズはゴールシーンは素晴らしかったが、それ以外はつまらないミスも多く、出来は悪かった。
ラストホームゲームは所要で行けないので、今季リーグ戦の現地観戦はこれで終了だが、明日は三浦淳宏引退試合があるので再び三ツ沢。楽しもう。