もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

連敗ストップ

京都戦。かなり長い時間押し込まれ続け、リードした終盤もあわやというシーンの連続。何とか逃げ切って1-0で辛勝。
連敗中のチームにあって、こういうハートのこもった試合は感激する。
スタジアムに到着したのは、もうピッチ練習が始まってからで、新加入パトリックのあいさつは見逃してしまった。

      永井
野崎  高地  寺田  武岡
      松下
森下  渡辺  スンジン  野上
      シュナイダー

FW永井が先発。GKはシュナイダー。移籍ウィンドーが閉じた途端に大久保と佐藤がベンチ入りしたのは、そういうことだろうか。横浜のシステムは、登録上は寺田がFW、高地と松下がMFだったのだけれど、プレーの関わりでは中央から崩そうとする高地の攻撃参加が印象深い。
試合は、コイントスで勝った横浜が風上を取ってキックオフしたものの、ペースは京都。連敗中の横浜は守備に重きを置いた戦い方をしているよう。
同サイドで何度も崩そうと試みる大木さんのサッカーは、集中して守る戦い方には相性が悪くなかったのかもしれない。横浜は前で時間を作れないが、相手ボールに対してはよく追いかけて、対人の競り合いでもしつこさを出した。シュートに対しては身体を投げ出して止めるプレーも。
この日の主審の篠藤さんは、裏へ抜け出すプレーに対して引き倒すようなファールには厳しく、局面で身体を入れ替えることをトライした横浜の選手に有利な判定になった。京都の選手には押し込みながらなかなか崩せないことへの苛立ちもあったのだろうか。試合を通じて警告5枚。
前半は0-0。
後半も大きな流れは京都にあったが、先制したのは横浜。36分、セットプレーから大久保がシュート。ゴール前での混戦をスンジンが押し込んだとジャッジ(遠いサイドだったのでよくわからなかった)。
時間の経過とともに京都は前への圧力を増し、そしてパワープレー。横浜は大久保が下がって跳ね返す。京都はクロスバーをかすめるシュートを何本も放ったり、あとわずかのところまで迫ってきたが、横浜はよくかき出して失点しなかった。ロスタイム4分を凌いで1-0勝利。
スタッツは、シュート数5-13、CK6-13、GK13-3と、数字上でもはっきりと京都の優位。
リードしてからのスタジアムの雰囲気は良かった。いつもはゴール裏中央だけが声援を送っているようなシチュエーションでも、ゴール裏サイド寄り、バック、メインから声や手拍子が飛んでいた。普段とサイドが逆で、守る横浜の選手が間近にいたせいもあっただろうか。
シュナイダーの試合後コメントは、らしいなあと思ったし、こういう雰囲気が今後も続いてくれればうれしい。