もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

嫌な雰囲気

内容が悪かったと伝え聞いていた4日のギラヴァンツ北九州戦を、オンデマンドで観戦。
確かに悪かったが、TVの俯瞰映像でメリハリが弱まるのを差し引いても、そこまで酷い内容とは思わなかった。「慣れた」のであれば心外だが。
横浜は、チームのトップスコアラー(でゴールを唯一期待できる)大久保がベンチ外。GKをシュナイダーから柴崎に替える等、夏場のコンディションを多少は考慮したかと思われる布陣。

      黒津
内田    カズ    寺田
    中里  松下
森下  野上  スンジン  武岡
      柴崎

北九州のスタメンには池元、八角渡邉将基が。
試合は、点が入った終盤を除けば、両チームとも守備的な戦い。トップの黒津でボールがためられず、横浜は攻撃時に人数が足りないのが目立った。選手の動きのキレ、短い距離のダッシュなどは、北九州の選手の方が機敏。横浜では内田や武岡あたりがようやく伍するかというところ。
前半は0-0だったが、横浜にチャンスらしいチャンスはわずかだった。
後半に入り、北九州の惜しいチャンスを辛うじて耐えた直後の17分、カウンターから左サイドを突かれて失点。24分には懸念のセットプレーからあっさり2失点目。32分には森下が、倒れている相手選手目がけてボールを蹴り込む愚行で一発退場。
途中出場の野崎とナソンスが、それまでの横浜にはなかったドリブルでの仕掛けから相手を慌てさせ、35分に中里のゴールを呼んだが、追いつくには至らず。1-2で敗戦。
横浜の出来は確かに良くなかったが、そもそも仕掛ける意識が低すぎて、戦術云々より戦意の問題なのじゃないかと思った。前半は武岡の攻撃参加も控えめだったし、1本目のCKが70分というのが象徴的。黒津はサイドに流れるでもなく、ボールを引き出す動きも緩慢で、チャンスはトラップミスで悉く潰す。後半36分まで交替させなかったのは理解し難かった。
2失点目には目を覆った。相手が特にマークを外す動きをしたわけでもないのに、ニアでフリーにしてしまうのは問題。これでは守備的に試合を運ぶ意味がない。
これで3連敗。勝った負けた以上の、嫌な雰囲気を感じる。