我が横浜FCが唐突に言い出した「日本一走り勝てるチーム」宣言。
横浜FC「日本一走り勝てるチーム」宣言
まあ、言い出したとたんにぜんぜん勝てなくなったので、みんな「どうでもいいよ」という雰囲気なのだと思うが、湘南戦では何はともあれ勝ったので、そのデータは実際にどうなのかと思って見てみた。
…が、数値的には誤差の範囲内かなあと。
試合日 | 対戦相手 | 勝敗 | 走行距離(自) | 比較 | 走行距離(相手) |
---|---|---|---|---|---|
09/11 | 愛媛FC | ▲ | 104.78 | > | 103.24 |
10/02 | コンサドーレ札幌 | ● | 106.68 | < | 108.18 |
10/19 | FC東京 | ● | 107.55 | > | 105.68 |
10/30 | ファジアーノ岡山 | ● | 107.79 | > | 106.13 |
11/13 | 湘南ベルマーレ | ○ | 109.98 | > | 109.18 |
対戦相手との比較
札幌戦を除いて若干上回ってはいるが、試合を見ていて「走り勝ってるな」という印象はない。同じ「走る」でも守備時と攻撃時でも印象は違うだろうし、相手があってのことでもある。選手個々のデータが示されないことで、良くも悪くも数値としては均されているので、そこもはっきりしない。
自チームの推移
発表されている試合に限っていえば、試合毎に少しずつ走行距離が伸びているのだが、誤差の範囲内とも思える。アウェイゲームのデータがないので、比較することにあまり意味はなさそう。
(参考)日本代表の走行距離データ
アジアカップ2011(公式サイトのDistance Run (km))
対戦相手 | 走行距離(日本) | 走行距離(相手) |
---|---|---|
ヨルダン | 105 | 104 |
シリア | 99 | 98 |
サウジアラビア | 116 | 107 |
カタール | 103 | 102 |
韓国 | 139 | 142 |
オーストラリア | 153 | 149 |
韓国戦、オーストラリア戦は延長戦を含めてのもの。横浜FCの試合と大きく異なるわけでないのが面白い。計測方法の違いがあるのかもしれない。
走る距離よりもその質ということか。
…で?
企画倒れだった。とにかくデータが足りない。せめてシーズン通してデータが出ていたら、勝敗と関連付けて見ることもできたのだけれど。
来季? チームがこのまま続くのであれば意味もあるだろう。でも今の成績だとどうせシーズンオフにガラガラポンだろうし、なかったことにされるんだろうね。
走り勝たなくてもいいので、もうちょっと勝ってください。結局そこに尽きるなあ。