もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

12試合ぶり勝利も心晴れず

別件で行けなかった13日の湘南戦。ロスタイムのゴールで2ヶ月ぶりの勝利。tvkの放送を録画しておいたので、勝った試合、早送りせずにじっくり観た。
現場の熱狂を肌で感じられなかったから、少しいじけていたのかも知れない。勝利するのをみれば自然に頬が緩むが、楽観的な気持ちにはなれなかった。
渡邊がCB、寺田がボランチでスタメン復帰。

   藤田祥  カイオ
野崎          難波
    寺田  佐藤
宮崎  中野  渡邊 藤田優
      関

試合はすぐに動く。10分に、左サイド野崎のクロス、藤田祥が前で潰れて、その後ろにいた難波の足元へボールが渡る。難波らしからぬ落ち着いた、右足でGKの脇を流し込むシュートで横浜が先制。11分、湘南のCKから、続けてサイドからのクロス、折り返しを田原がデカイ身体を投げ出すヘディングシュートで同点。
横浜は寺田がボールをキープ、展開できるのが良いのかそこそこの試合だったが、徐々に湘南ペース。中野と田原がマッチアップしてるのは見るからに厳しい。水沼解説はためになった。横浜の駄目なところを言葉にしてくれるとすっきりする。シュートまでの道程でパスがおぼつかない、走らない。
34分、高山のGKの上を抜く上手いミドルで勝ち越される。藤田優が田原と競った場面で、触られたくらいのプレーでファールをアピールしていて、そこでギャップができた。
後半も余り変わらない展開。23分に佐藤→エデルの選手交替。エデルが左に出て、野崎が中へ入ったが、これが後ろのバランスを崩した。DFラインから預けどころがなく、それほど強いわけでもないプレスにプレッシャーを感じてパスミス、カウンターを受ける等。このあたりは一方的な湘南ペース。アジエルの左足ミドルがゴールを何度もかすめる。
33分、難波→荒堀、藤田祥→フランサの2枚替え。湘南はフランサのケアで少し神経質になったかもしれない。横浜が少しペースを戻す。
41分、右SHの荒堀が、右SB藤田優からのクロスを左サイドから入って叩きつけるヘディングシュートで同点。ロスタイム4分、CKからのこぼれを野崎が頭で決めて逆転!
直後にホイッスルが鳴り、3-2で横浜が勝利した。
ペースは湘南で、よく2点で済んだという感想。3点取れたのは湘南の守備の緩さがあった。どうして勝ったのか、TV中継を観ているだけだとよくわからない試合だった。
試合が終わっても、選手たちの表情は喜色満面というわけでもなく、もちろん喜んでいいときだとは思ったけれど、それだけでもないような気もした。