もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

小野瀬デビュー

ニッパツ三ツ沢で水戸戦。5日にトップチームへ登録されたばかりの小野瀬がいきなりのデビュー。ロスタイムに野崎があげたゴールで勝利。
あまり行けてないとはいえ、ようやく今シーズンの生観戦初勝利!
昼前から別件で出歩いていて、慌てて駆けつけたものの、到着はキックオフ15分前くらい。最近こういうのが多い。試合前のスタジアムの雰囲気、あのワクワクする空気があまり体感できないのは残念だ。飲み物だけ買ってスタンドへ急ぐ。
今日の注目は何と言っても、5日にトップチームへ登録されたばかりのユース所属・小野瀬康介、背番号40。ユースにほぼ興味のない自分でも、サイトの試合結果やメールで名前に聞き覚えのある選手だ。今回は怪我人の多さからのメンバー入りだそうだけれど、やはりうれしい。
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スタメンは、

   藤田祥  カイオ
野崎          佐藤
    高地  藤田優
宮崎  中野  テホン 荒堀
       関

試合前に、先日亡くなった松田直樹への黙とう。酷い野次が飛んだらしいのを試合後に知ったが、その場では気付かなかった。
試合開始。ペースは若干水戸だろうか。横浜は前へ向かう手前でのミスが多い。中盤での守備で締まりがゆるく、水戸の危険なパスを止められない。高地と藤田優の関係は、高地が前、藤田優が後ろ。攻撃時はサイドが開くので、奪われた後の守備への切り替えで真ん中がルーズになるだろうか。藤田祥はよく走ってプレスバック、守備に貢献しているのだが。
水戸のFW鈴木隆行は、やはりつい目で追ってしまう。横浜のDFも彼への意識は強いようで、ヘディングの競り合いではジャンプする前に身体をかなり強く当てている。
途中、雨が降り出し、すぐに前半終了。
荷物を抱えて一旦屋根の下へ退避する。雨具は折畳み傘しかなかったのと、濡らすとまずい物を持っていたのとで、後半はスタンド端の空いてる席で、邪魔にならないように傘を差し、大人しく座って観戦することに。
後半は、少し横浜が盛り返していただろうか。大きく変えている印象はないが、ミスが減ったのか、サイドも深い位置まで入っている。サイドチェンジ、高地からのパスに裏へ走るプレー。決定機は水戸が多いが、どちらも得点はできない。
29分に藤田祥から難波への交代があり、その後両チーム立て続けに選手交代する。プレーが切れた時間に水分補給する姿が目に付く。雨で湿度が高く、蒸し暑くて、プレーするには良いコンディションとは言えない。36分に、荒堀から小野瀬へ交代。小野瀬がいきなりのデビュー。横浜側スタンドは盛り上がる。
僕が座っていたのは、横浜の右サイドのコーナー付近。右SHに入った小野瀬が攻め上がるとちょうど正面だったので、注目して常に見ていた。なかなかいいボール、前方にスペースがあるタイミングだったり、裏へ走らせるパスは入らないのだが、落ち着いてプレー出来ているよう。176センチだが、割とヘディングも強そう。マッチアップする#3保崎にはかなり威嚇されていたが、プレーが萎縮するようなこともなかった。
佐藤が相手のカウンターを後ろからファールして、今日2枚目の警告で退場。佐藤はこういう追いかけながらのファールが多いなあ。今日のは所謂プロフェッショナルファールではあったけれど。
ラストプレー。右サイドでボールを受けた小野瀬がドリブルで仕掛ける。縦ではなく中へ。2人程かわし、シュートを打つ前に中央で止められたものの、こぼれたボールをそこにいた野崎がシュート。ゴール隅へ決まる!
喜びの輪が解けると、どうやらホイッスルが吹かれていたようで、そのまま試合終了。劇的に横浜が勝利した。公式記録では野崎のゴールが45+7分。提示されていたロスタイムは4分だから、本当にラッキーだったと思う。
MVPは野崎。LEOCのスポンサー表彰は宮崎と関。宮崎はようやくという感じ。去年の鹿島でのプレーからすればまだまだ期待値は上なのだけれど。関はすごく安定してきた。
小野瀬はデビュー戦ででき過ぎ。間違いなく自信にはなったろう。もっと長い時間プレーするのを見てみたい気もするが、まずは今回のようにアクセントを付けたいときの交代出場だろうか。何にせよ楽しみだ。
帰路は雨の中を、三ツ沢上町まで徒歩。行きはバス、帰りは地下鉄というのが最近のお気に入り。バス待ち列でイライラするより、歩きながら考え事をするのがいい。特に勝った日はいい。
ようやく生観戦での初勝利。やはり勝たないとだめだと実感。
それと、防水バッグを買わないと。今使っているのは布一枚でペラペラなので、とてもじゃないが雨のスタジアムには持っていけない。クラブで普段使いできるようなオリジナルの防水バッグでも作ってくれたらいいのだけれど。