もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

“因縁”の鳥栖戦に4-0勝利

オフの補強にからめて、対戦を心待ちにしていた鳥栖戦。実際にはそれどころじゃないチーム状況だったのだけど、予想外の完勝。
徹夜明けからそのままぎりぎりまで仕事をして、スタジアムへ直行。シャワーくらい浴びたかったのだが時間がなかった。売店にも寄らずスタンドへ駆け上がったら、もうぶうちゃんが一席ぶっていた。「因縁のある対戦」の試合前の雰囲気を感じることができなかったのは残念。
スタメンは来る途中のバスで確認。

    大黒  西田
高地          武岡
   ホベルト 八角
田中  戸川  金   柳沢
      シュナ

新加入のホベルトがいきなりスタメン。

ゴール、ゴール、ゴール、ゴール

試合はいきなり動いた。7分、中央のホベルトからのスルーパスに、武岡が縦に走ってシュート。ポストに当たって跳ね返ったところを、詰めていた高地が押し込んで横浜が先制。
続いて10分、横方向へドリブルした高地に対して、ペナルティエリアに入ったところで鳥栖DF丹羽の軽率なファール。大黒がPKを決めて2点目(録画を観たら、大黒が胸のエンブレムを握ってアピールしていて、そういう仕草には特にうれしさを感じる)。
15分、横浜は自陣からの、嘘みたいにきれいなダイレクトパスの繋ぎ。一度は相手に渡ったものの、その相手(録画でみるとまた丹羽だった)からのパスミスを、高地がダイレクトでクロス。DFも反応できないなか、一人反応した大黒はさすがだった。足でちょんと合わせてゴールへ流し込み3点目。大黒すげえ。
開始15分で3点リードなんて出来過ぎだ。
売り子さんからビールを買う。売り子さんも「大黒凄いッスね!」と笑顔。鳥栖ベンチはユンジョンファンコーチが何か言ったらしく退席処分。
32分、左サイドからの攻め。グラウンダーのクロスに大黒がニアで合わすもGKがクリア。そのCK。高地の蹴ったボールを中央で大黒が叩きつけるヘディングシュート。4点目。大黒ハットトリック。高地は全得点にからんでいる。
大きなビハインドを取り返そうと、鳥栖の選手のプレーに強引さが目立ちはじめる。
前半はそのまま終了。
ハーフタイムには栄養補給。神奈川区民デーということで、まんとうキッチンベルの売店で味噌中華まんを買う。かめ太郎クッキーをおまけにもらった。おばちゃんありがとう。大量リードに自然と笑顔がこぼれる。
後半開始。
6分、鳥栖の下地が2枚目の警告で退場。鳥栖は自滅。
13分、高地が呂成海に削られ、そのまま担架で外へ。自滅するのはいいが、巻き添えは御免だ。
交代出場は久木野。ホベルトからのパスに遠目から狙ったシュートは枠を外れたが、こういうプレーは好きだ。早くゴールが見たい。
23分、金裕晋に替わって渡邊。この時間でのDFの交替。鳥栖サポへのサービス?嫌がらせ?
24分、呂成海八角へ足裏での前蹴りで一発退場。
相手の荒っぽさもあるのか、横浜はノーリスクの戦い方を強く意識して、サイドを広く使ってボールを回す。鳥栖は何もできなかった。
そのまま試合終了。

心地よい疲れ

試合後はただもう楽しくて、大黒とシュナイダー潤之介のマイクで盛り上がったり。帰り際のMVP投票では、今日一番出番がなかったシュナに、誕生日祝いとか言って思わず一票入れてきてしまった。
戦前の予想では鳥栖有利は動かなかったが、はじまってみたら誰も予想しないような横浜の一方的な勝利だった。横浜サポの自分でも、鳥栖が大量点で勝つことを危惧していたし、横浜にチャンスがあるとすれば少ないチャンスから決めたのを何とか守り勝つくらいだと思っていた。
横浜はホベルト八角の中盤がよく機能していたし、プレスが効いて相手FWへほとんどボールを入れさせなかった。早い時間に得点できたことが全てだったように思う。鳥栖は何だったんだろう。ベンチも選手も必要以上に気負っていたんだろうか。
リードされて荒っぽくなるのは多少仕方がないとも思うが、高地と八角を削ってきたあのDFは酷かった。二度と見たくない。
鳥栖のサポーターは、シーズンオフから待ち望んできただろう対戦で、チーム状況からも「溜飲を下げる」つもりで来ていたはず。それがこのていたらくではやり切れないだろう。浮かれていて気づかなかったが、ブーイングはあったんだろうか。横浜はこういうときはたいてい相手を立ててしまうのだが、この日だけは違っていた。
徹夜明けでゴール裏なんて、行くもんじゃないな。後半は疲れが酷くて立ってるのも辛かった。声も出ないし。帰りはバス待ち列までの短い距離ですら息が切れた。
ああ、楽しかった。