もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

寂しすぎる最終節

今シーズンを締めくくるのは、横国でのアビスパ福岡戦。残り3分で追いつかれてドロー。結局最後までこんなか、と大いに失望した。
あっさりしたセレモニーも含めて、シーズン終了には寂しすぎた。

盛り上がらない会場

12:30キックオフのため、朝は会社へ行くのと変わらない時刻に起床。前日にはワールドカップ組み合わせ抽選を夜更かしして見ていたのだが、気持ちが入っているからそんなに眠くはない。出かける前に天気をチェック。雨は3時頃からのようだ。もってくれればいいが。
小机駅から歩いてスタジアム入り。一般入場列を横目にシーズンチケット入り口から入る。相変わらず表示もなく分かりづらい。広い箱はがらんとしてスペースを持て余している感じ。最終節にこの入りでは寂しい。マッチデープログラムを見るとキッチンカーなどはスタジアムの逆側に集結していたようで、下調べしないのがまんまと裏目に出た。
前座試合をながめながら屋根の下で昼食。ホットコーヒーで暖を取るが、寒い。F!リーダーズはさすがに長袖を着ていた。
スタメンはメールで確認。

   エデル  難波
アツ          西田
   ヨンデ  根占
片山  早川  戸川  田中
      大久保

退団が発表されている9人のうち、ヨンデがスタメン、小山と吉本がベンチ入り。そういえば、F!メールに退団発表は来てないんだな。
奥寺会長は試合前にあいさつ。ブーイングされるのが分かっていたのだろう。林文子横浜市長のあいさつ。リップサービスにしてもいろいろ言ってくれたのは正直うれしかった。
横浜ゴール裏で応援がはじまったので、屋根から出て前へ移動。雨はやんでいた。三ツ沢の歌を歌う。

ラスト3分またしても

試合開始。
4分、ゴール正面で福岡のFK。ゴールライン上で片山がクリアする危ないシーン。直後にカウンターをしかけたところで、流せば横浜のビッグチャンスになるところを前田主審が止め、周りは罵声。前田主審はこの後も流すべきところで止めては罵声を浴びていた。
試合は福岡優勢。
19分、エデルが倒れる。押されて倒されたように見えたがファールは取らず、逆にエデルのハンドという判定。福岡の早いリスタートに、横浜の選手は集中を切らしてしまっていた。あっさり失点。
チャンスは少なく、可能性を感じさせるのはアツの蹴るセットプレーくらいだったが、39分、そのセットプレー。右CKから早川がヘディングで合わせて同点。

そのまま前半は終了。
後半は横浜が盛り返した。中盤が少し前でプレーできるように。パスから崩してゴール前までつなぐプレーで、何度かシュートチャンスをつくった。
27分、相手のゴールキックをヨンデがヘディングで大きく跳ね返すと、難波だけが反応して裏へ跳び出して独走。GKをかわしてゴールへ流し込んだ。逆転。横浜のベンチ前で喜びの輪ができた。今シーズンはこういうシーンが少なかったし、ラストゲームでのうれしいゴールだったので、いつもなら絶叫して喜ぶところなのだが、声が出ずその場で固まってしまった。慣れてないとこうだ。
その後は福岡の反撃が続き、横浜は自陣へ釘付けに。前へクリアすることもできず、こりゃあまずいと思っていた。エデルから吉本へ交代。守りきる意思を明確にしたが、42分、ゴール前で大久保が収められなかったこぼれ球を、黒部にうまく反転シュートされ、同点。
最後にカズを投入したが、見せ場は作れず。
2-2の引き分け。

これで終わり

雨が降ってきたので、屋根の下へ一時避難。
最終戦セレモニーはあっさりしていた。サポーターが選ぶシーズンMVP発表は、大久保、智吉、難波。前半を棒に振った智吉が2位、というあたりからチームの不振ぶりがうかがえてしまう。全体的な得票数も、恥ずかしくてちょっと言えないくらい少なかった。
樋口監督のあいさつは、みんな静かに聞いていた。グラウンドキーパーや食堂の方への感謝の言葉。選手たちにねぎらいの言葉を、と、樋口さんらしかった。

そのあとみんなでピッチを一周して、おわり。キャプテンのあいさつも、退団する選手のあいさつも、社長のあいさつもなかった。サポーターをバックに記念撮影もなかった。横国のピッチから遠いスタンドがもどかしかった。
「お疲れさま」のあいさつがそこここで交わされているなかを、肩をすぼめて退散。