もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

プラン壊れ勇気出ず

首位セレッソ大阪に0-3で完敗。
寒かった。
午前中に小雨の降る中を参院補選に行ったのだけれど、かなり寒くて、これはちゃんと防寒していかないとたいへんだなと。保温マグに甘いコーヒーを入れて持参したが、これがずいぶん助けになった。
今日はホームゲームなのだけど、遠く国立競技場まで遠征。大門で乗り換えて大江戸線の国立競技場前まで。歩く距離は短いが、やっぱり遠い。エスカレーターを上がって地上へ出ると、雨こそ降っていないもののやっぱり寒い。温かいもので腹を満たしたいところだが、飲食売店は貧弱だった(最近の三ツ沢はやっぱり飲食は良くなったんだな)。サンドイッチとおにぎりを買ったが、おにぎりはコンビニで売ってる普通のやつ。
スタンドへ入るゲートがやけに少ないし、入り口ではチケットの確認までする。なんだろうと思ったら、広いスタンドのごく一部だけロープで区切って使う仕組み。おそらく人件費削減だろう。それにしても両チームサポーターがバックスタンドの両サイドの狭いエリアに閉じ込められている様はちょっと滑稽だった。相手のセレッソは現在首位で、昇格間近で盛り上がっているはずだが、客の入りは拍子抜けする少なさ。
スタメン発表。オーロラビジョンに流れる映像はいつもと違って凝っていた。

     安  難波
片山          西田
    智吉  八角
吉田  戸川  八田  田中
      大久保

セレッソマルチネス、香川をベンチに温存。小憎らしい。

先に取られちゃだめだってのに

試合は開始早々に動く。2分、セレッソの右CKをカイオにヘディングで決められてあっさり失点。本当にあっさり。確かにカイオのヘディングは打点が高かったが、最初のセットプレーでああも簡単に決められてしまっては。おそらく前節に続いて守備を固めてカウンターを狙うプランだったと思うが、早くもそれが狂ってしまった。
その後もセレッソが攻め、横浜が守る展開。予想していた展開なのだが、横浜の守備は前節と比べてもかなり及び腰で、セレッソのパスに翻弄される。12分、ヒョヨンがポストプレーでミスしたのを起点に展開されて、右サイドからのアーリークロスに、ファーの吉田が触ってしまいオウンゴール。これは吉田を責めることはできない。いやらしいところへクロスを入れた相手と、簡単に入れさせた横浜のDFの問題だ。
早い時間に2点リードしたセレッソは、実に気楽にプレーする。本来なら下位相手でも常にシビれる時期なのだが、そんな気配はない。対する横浜は、相手に呑まれてしまっているのか、それともいつもどおりか、判断も遅くミスも多い。
前半はほとんど何もできずに終了。
後半もスタートではあまり変わらなかったが、10分に難波からエデルへ選手交代すると、エデルのこれまでにないプレー、ドリブルでのチャレンジやワンタッチプレーが少しだけ横浜を元気づける。スタンドも分かっていて、ボールがエデルへ渡ると歓声が起こった。最後のところでの勇気がこれまではまったく無かったことに気付いた。
ドロップボールからのリスタートで何を勘違いしたのか「よこせ」とブーイングするセレッソサポに不愉快さを感じていたら、そのへんの雰囲気に感化されたのか、このあたりから試合がちょっと熱くなる。交替で出てきたマルチネスに智吉が激しく当たってボールを奪おうとしたり、カイオに警告が出たり。こういうのを最初からやって欲しかったのが本音だったが。
31分には須藤が、39分には加藤大志が交替出場。自分のなかでの大志への期待は思いのほか大きくて、パスが来たら思わず叫んでいたくらい。ドリブルの仕掛けからのクロスにちょっとだけ片鱗を見せたけれど、まだまだ物足りない。
44分、カウンターから香川に決められ、試合は終わり。

感覚的には「差は歴然」

引き上げてくる選手には、来週の新潟戦へ向けて元気出そうということで「ヨコハマ」コールをしたが、選手たちは分かっただろうか。常なら当然ブーイングの場面でのこれだったから、面食らうのが先だったんじゃないか。後からでも分かればいいけど。
このプレーの質も、チームとしての連動も、今日はまったく歯が立たなかった印象。前節のようになればまた違うんだろうけど、今日のような展開で相手に楽をさせてしまうと、その差は歴然といったところだ。
あの昇格した年のうちも、これに似たようなポジションだったのかと、ちょっと信じられない思いだ。
帰ってスタッツを見たら、シュートは16vs15、って、横浜の方が多いじゃん!? どういうことだろう。ぜんぜんそんな印象はないのだが。時間があったら録画見てみよう。