もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

イニシアチブとシュートと

イニシアチブを取ることは出来ていたが、2-3で敗戦。
今の横浜が出来ることも確認できたし、弱いところもよく見えた。
スタメンは前節と同じ。

    難波  アン
片山          西田
    八角  智吉
吉田  早川  八田  田中
      岩丸

シーソーゲーム?

開始直後から横浜がセットプレーを多く取って押し込む。結果、横浜がポゼッションして、岐阜はカウンターからきっかけをつかもうとする展開。
23分、岐阜のサイドチェンジからのカウンター。追いかけた田中がエリア内でスライディングタックル。すべった瞬間にダメだと思えるような不用意なプレーで、PKを与えてしまう。先に失点してしまうと、悪いときはズルズルと行ってしまうのだが、ここからどれだけ取り戻せるかが興味。
勢いを増す岐阜に対して、横浜は2列目のラインがかなり下がってしまい、前からのプレスが効かない。相手のミスを誘うような圧力が見えなくなってしまった。相手に勢いのある時間は仕方ないのだが、その後もなかなか押し上げられない。残り5分くらいでようやく戻ってきて、何度かチャンスをつかみかけるものの迫力不足。そのまま前半終了。
後半7分、ヒョヨンのヒールパスから西田が抜け出してドリブル。倒されて(微妙な位置だったけど)今度はPKをゲット。キッカーは智吉で、GKの動きをじっくりみて落ち着いて決め同点。
17分、右CK。クロスボールに難波のヘディングシュートはミスったけど、相手に当たってオウンゴール。逆転。
26分、ロングボール一本、田中が相手FWに競り負け、岩丸が一度は弾いたが、詰めていた選手に押し込まれて再び同点。田中は直後に根占へ交替。樋口監督、大宮時代があるとはいえテルには手厳しいな。
同点に追いつかれたことも手伝って、このあたりから横浜の選手たちは明らかにガスが切れてきた。
35分、岐阜のCK。クリアしきれなかったボールを豪快にボレーで決められて失点。
交替カードは難波から池元。ヒョヨンでないのは珍しい。ヨンデもベンチだったし、残暑に選手のコンディションもあるのだろうか。
最後はさすがに岐阜も残り時間を使おうとしてきたので、横浜が攻め続けたのだが、いかんせん最後の精度が足りない。攻めているわりにシュートがない。
そのままタイムアップ。

経験値にしたい試合

現場で見ていたらかなり腹立たしい思いがしたと思うが、TV観戦だったのでそうでもなかった。
合計で5点も入り、逆転、再逆転という劇的な試合だったはずなのだが、印象はどうもパッとしない。得点もPK2本にオウンゴール。ゴールらしいゴールは岐阜の3点目だけで、両チームともミスも多かった。
今日の出来なら勝てたよなあ。岐阜は順位相応のチームだと思うが、今日の出来なら3点も取られる相手ではなかった。問題は横浜の側にあって、あれだけポゼッションしてもシュートは試合を通じて7本(岐阜は13本)。少ないシュート、ホームチームデシジョン、失点につながるミスが積み重なってはどうにもならない。
ただ、チームとしての狙いである「イニシアチブ」は、自然にモチベーションが高まる上位相手でなく、中位相手のアウェイでもそこそこできたことは良かったと思う。岐阜はファールが多かったが、横浜のプレーがファールを誘ったんだと考えたい。たくさんあったセットプレーもいい感じではあったが、シュートは打たせてもらえなかった。後半のスタミナ不足は相変わらず。
9,113人は長良川の過去最多入場者数だそうで、そっちへは貢献できたのではないかな。