もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

お互いに勝ち星はお預け

中継が始まるまでユニフォームの色すら知らなかったファジアーノ岡山に押しまくられて、あんまり良いところもなく1-1ドロー。よくドローに出来たという内容だった。2試合続けて良い試合ができるだけの力はまだないんだろうかね。
なんか投げやりになっちゃうな。

大入りの桃太郎スタジアム

今季未勝利同士の対戦。守備重視でロースコアゲーム続きの岡山と、3試合無得点の横浜。難しいゲームになると予想できた。試合はアウェイで19時キックオフ。当然自宅でスカパー観戦。
桃太郎スタジアムは13,228人の大入りで、我が横浜はまたアウェイの観客動員に貢献しているようだ。岡山の運営さんは大変だったろう。
スタメンは、

    中野  難波
片山          須藤
    アツ  八角
吉田  早川  八田  吉本
      岩丸

先週のメンバーがベース。田中が怪我なんて話もあって、SBは右が吉本、左が吉田。CBは戸川がいない!? カズはベンチスタート。カメラもやたらとカズを抜く。

キックオフからずっと中盤を省略したパワーゲーム

キックオフ時点で既にボルテージ最高潮のスタジアムの雰囲気に飲まれるように、浮き足立つ横浜。開始早々にドリブル突破からゴールを割られるが、これは直前にハンドの判定でことなきを得る。
とはいえ、勢いに乗って前掛かりの岡山に対して横浜は防戦一方。ピッチが固いのかボールがよく跳ねるなか、お互いに放り込みの応酬の実にみっともない試合。ボールがちっとも落ち着かない。横浜の選手をみていて「あっ、大観衆に慣れてないからだ。」ということに気付いて情けなくなる。
岡山は目立った個はないが、みんなよくファイトしている。雑だがダイレクトプレーも多い。チームとしての体裁はあちらの方が上のようだ。横浜には攻撃にも守備にも流れを変えるプレーがない。個がないのはいっしょだ。
15分くらいからようやくテンションも下がって、横浜も形をつくれるようになる。しかしながらDFラインでの判断ミスが多く、相手FWのチェックに四苦八苦。相手シュートに岩丸のキャッチミスは、辛うじてクロスバーに助けられる。
ゴールが入るときなんてこんなものか。30分、アツのCKから難波が身体を投げ出したヘディングシュート、こぼれたところに詰めていた早川がズドン。横浜が先制する。相手の流れで耐えてワンチャンスをものにする、良い流れだったはずなのだが。
直後の36分、何でもないロビングボールにはっきりしない対応の吉本が、最後までしつこく競ってきた西野を倒してしまいPK。吉本は昨季も似たようなことでスタメンを外されたが、これには参った。日替わりでDFのミスから失点では。
吉本をはじめ、今日のサイドの守備は酷かった。サイドチェンジのロングクロスにかぶったり、ドリブルにあっさり飛び込んでかわされたり。GKからでもどんどんトップへ放り込んでくる岡山のサッカーに、あっさり後手を踏むのはいかにも不甲斐なかった。

尻すぼみの後半

吉本いきなりのミスキックで後半スタート。頭を抱える。ロングボールに吉本が競る→八田がカバーしてなくてオーバーラップした2列目がシュート、とか。
13分、カズと池元を同時にイン。出るのは消えていた中野とその吉本。吉田が右に回り、左SBが片山。カズは左SHに入った。これで落ち着くかというとそうでもなくて、前半からこれも不安定だった吉田は右に回ってからもばたばたしている。目も当てられない。
ところが岡山はこのままでいいという判断なのか、それほど強く圧力をかけてこない。飛ばし過ぎか、実力か。どちらも点を取れそうな気配がない。
35分、アツに替えてヨンデ。だがヨンデに攻撃での活躍を期待するのは違うよなあ。
岡山のサイドからのクロスで何度もピンチを迎えるが、シュートが枠をそれて助けられる。横浜は難波のクロスにニアでカズが合わせるが、惜しくもポスト。ようやく残り5分で疲れて来た岡山に対して、攻勢に出たい横浜だが、またしてもシュートが少ない。アタッキングサードでの工夫の無さ、責任感の無さが苛立たせる。味方の動きを待つんじゃなくて自分で行け!
そのままタイムアップ。

流れを引き寄せるプレーを

今日のDFで安心して見ていられたのは早川だけで、あとは誰が持っても心配だった。前節良い仕事をしていた中野も苦戦していたし、アツや八角が攻撃参加する機会も少なかった。アツは毎試合恒例となっている、余裕をかまして切り返したが奪われてファールで止めるシーンがあったし、難波はボールを引き出す動きはしてもシュートは少なかった。
相手ペースのときにどうするかという課題はそのままだ。今のところそれは、アツのセットプレーくらいしかない。
カズと池元が途中出場で役割を果たしたのが救いだ。池元は持ち味である強引な突破やシュートが出始めている。ゴールは近い。
あんまり言うこともない試合だった。正直忘れたい。次、次。