もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

物足りないシーズンが物足りなく終了

ついにシーズン終了。今日の出来こそが今季の横浜FCなのだろう。チーム内の人間関係とは別に、サッカーの戦闘力が低すぎた。

気持ちとはウラハラな低調ゲーム

研修旅行から戻ったのが前日の夜で、支度する時間などなく「とにかく朝早くに起きてそれからだ」と寝てしまった。起きてからも風邪っ引きの身体は重く、鼻水だけでも止めようと鼻炎カプセルを呑む。
10年継続のはがきはうちにも来ていたのだが、イベントに参加する気にはなれなかった。体調も理由だが、どうにも楽しもうとする意欲が湧かない。解雇が発表された選手を観に行くためだけの試合観戦、というのが正直な気持ち。
スタジアムはそこそこの入りで、寒いせいか売店の列がいつもより長かった。マッチデイプログラムの表紙には予告されていたマスコットキャラクターのイラストがあり、まわりの評判はそこそこだった。
席に着くと、F!リーダーズが登場したところ。すぐに10年継続サポーター代表の表彰。そして選手が登場。

    難波  御給
アツ          根占
    八角  山田
太田  八田  戸川  吉田
      岩丸

小山出場停止を受けてのスタメンGKは岩丸。大久保はルーキーイヤーでの出場ならず。サブにはエリゼウ、アンジー、長谷川太郎はいるが、滝澤と中田洋介はベンチ外。
バック側に貼られた横断幕には例年どおりに、退団が決まっている選手たちの背番号が書かれている。
さて、試合だが。
いつもならここで試合の感想を書くところだが、今日は正直なところほとんど書くこともない。中身は驚くほど薄かった。奇しくも監督自身が「今季を象徴するような」(J's GOAL)と感想をもらすような、不完全燃焼の試合だった。
横浜は御給と難波、甲府マラニョン。どちらもFWに預けるだけの工夫のない攻めに終止して、チャンスらしいチャンスもない。お互いのバックラインもつなぎが拙く、少しもたつけば相手プレスの餌食になってバタバタする。シュート数はわずか2-6。ホームチームがたったの2本だもの、盛り上がりようがないさ。
今村主審のジャッジはそれに輪をかけて酷かった。4分にマラニョンに出した最初の警告はそれほど悪質ではないように見えたが、そこを基準としてしまったためにその後は案の定の大盤振る舞い。20分までで4枚進呈。その後の帳尻合わせも露骨で見苦しく、逆に警告が相当のファールにも注意だけで止めるのだった。
不甲斐ないプレーにストレスの溜まるジャッジが加わって、ちょっとお目にかかれないほどのつまらない試合になってしまった。試合終了のホイッスルが鳴ると、スタジアムは不気味なくらいに静まり返ってしまった。

あっさりしたセレモニーで感慨も今ひとつ

スタンドへあいさつする選手たち。太郎の泣き顔を見て熱い物が込み上げる。

試合後のセレモニーはあっさりしたもの。ブーイングの中での奥寺会長あいさつは何も聞こえず。続いて都並監督と山田キャプテンのあいさつがあり、写真撮影をして終了。それだけ。社長や強化担当はやはり姿を見せなかった。退団が決まっている選手のなかでも昇格争いを知る滝澤にはやはり格別の声援が飛んだ。「みんなで選ぶMVP」とか、選手を近くに感じられるイベントはもうやらないんだろうか。

最後に太田が勝手にファンサービスをしてくれた。自らお立ち台をつくり、自ら「コースケ」コールを要求したのには笑った。来季も三ツ沢でという言葉は本気にして良いんだよな?
帰路にも感じたが、やはり全体として物足りない。何もかも。例年に比べれば残る選手は多そうだが、中心選手と呼べるような存在はまだ見当たらない。来季のチームの姿も想像できないし、クラブの方向性も見えないままだ。
帰宅後、クラブメンバーを更新しようと申し込み用紙に書かれたWWWサイトにアクセスしたが、エラーで手続きできず。腰が砕ける。