もっちーの日記

横浜FC観戦記、MacやPCのこと、ままならない日々のことをつらつらと。

わたしこそがモンスター

歳を重ねるごとにだんだんと「嫌な大人になっているな」と思うことが多くなって、特にこのところは我ながらひどいなあと、あとで嘆息することも多い。
先日は、駅ビルにある書店のなかで大声で話す夫婦に少しの我慢ができず、つい「うるさい」とつっけんどんな口調で言ったところ、「楽しく買い物して何が悪い」と関西弁で返され、価値観の違いに苦笑したら「気持ち悪い」と畳み掛けられた。
バスでは、マンガをひろげて座る小学生が目配せだけして立たないのを無理に立たせておばあちゃんへ席を譲らせ、後部座席からの小学生の親らしい「どうしたの?席譲ったの?」との声に肝を冷やしたり。電車で向かいの席に座るおじさんが、肩に寄りかかって眠る青年を肩で小突いたところ逆ギレされ睨みつけられるのを見て、青年への「お前が悪い」という言葉を辛うじて飲み込んだり。

それにしても、なぜ正義感が「キレる」にまで発展してしまうのか。実はそこには、積年のストレスの発露があるのではないだろうか。たとえば、若さに対する嫉妬心やイラつきと相まって「最近の若いヤツは……」という不満が溜まり、それがたまたま一人の若者のちょっとした行動によって爆発してしまう。

いやあ、耳が痛い。「隣」ではなく自分でした。
ストレスの原因については概ね予想できる、というか、他にはないだろ仕事だよ仕事、ということなんだけれど。それでも仕事上のどういう場面が自分にとってストレスが大きいか分かるだけで、ちょっと変われるかもしれない。行動には出さなくともあと一歩というところまで行ってしまうことはあるし、そういうのを自分なりに分析していく必要はありそうだ。
文中に出てくる「江戸しぐさ」というのに惹かれ、調べてみる。
「傘かしげ」は知識がないままに自然にやっていたことだったので、それが文化としてあったというのはうれしい。「うかつあやまり」は使う場面が多そうなので、今度やってみよう。